健保と安もの買い ⑵

2018-07-19 16:12:12 | Weblog

 前述のように、当欄で安ものとは、治せない医療をいいます。安ものか否かは、すなわち治せるか否かは、ごちゃごちゃ御託を並べるより、競争治療=「医のたけくらべ」をすれば、いますぐにも、論より証拠が顕現しましよう。そして、0.005%医こそ、真の治せる医師であり、お医者様と称ばれるに相応しい存在である と識られましょう。

 99.995%もの医師が治せない病を、0.005%の医師が治してきている。このわが国医療の歪んだ実態を、どう捉えるべきか。医師も行政も、その見解を開陳すべきでしょうに。糖尿リウマチ高血圧だけとっても、0.005%医しか治せないのです。治せない99,995%医の医療がもたらす、副次的マイナス効果にいたっては、測りしれない惨状を呈しています。糖尿患者の重度合併症は、その象徴といえましょう。

 エイズからイレッサまで、信じられないようなミスの積み重さねで、薬害を惹き起してきました。患者と直接応対するのは医者です。医薬の科学的検証結果を開示しなくてよいのでしょうか。主たる原因はそこにあります。また、患者側も、なぜ薬の検証に関する情報開示をもとめないのでしょう。

 0.005%医のAMTには、専門医や研究者の学会があるばかりか、ひろくその情報開示がなされてきています。90年もの超年月を閲しながら、健保が適用されないため、"普及"は未だしで、その存在すら知らない人も少なくなく、それだけに、科学的検証結果の開示請求は活発です。大学の研究者の諸学会での研究発表・臨床医の治験例公表など、科学的検証は、すべて専門家によってなされてきています。それでも、保険医制度にまもられた99.995%医に人々は通います。治せない医療機関へ通う、即ち、それこそ殆ど全てに近い患者が、安もの買いに走っているのです。ただ、この人達を責めるそのまえに、国の医療制度自体が病んでいる と識るべきではないでしょうか。

 

 


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