今回は、上背部のツボのイラストを描いてみました。
先週のブログでは、首と腰のツボのイラストだったので今度は背中の肩甲骨の付近のツボを描きました。
下絵は、また1918年版のグレイの解剖学のイラストになります。
下絵に上書きにすると時間がかからないし、なんか立体感があるような感じなのでもう少し他の部位も描いてみようかなと思います。
今回のイラストは、腕を横に広げた状態の背中の筋肉の下絵に督脈(とうみゃく)と膀胱経(ぼうこうけい)のツボを描いてます。
右側の菱形筋と肩甲挙筋を赤色にして、左側の僧帽筋を黄色に色付けしています。
そして、背骨の棘突起のところに番号を書いて、督脈のツボを黒丸にして膀胱経のツボを青丸にしました。
督脈のツボの大椎(だいつい)と至陽(しよう)と筋縮(きんしゅく)を文字入力してます。
大椎は、頚椎7番と胸椎1番の間なので首と背中の境目のツボになります。
至陽は、胸椎の7番と8番の間のツボなので肩甲骨の下側の位置を同じ位置になります。
このイラストでは、腕を横に広げているので肩甲骨の位置が少し下側に下がっています。
肩こりの人で背中側が凝る人は、大椎から至陽の肩甲骨の間の筋肉をテニスボールなどでコロコロ圧迫すると良いです。
背中の筋肉は、何層にも重なっているのでセルフケアで行うときはボールを床や壁と背中の間に挟んでゆっくりと圧迫するように刺激した方が効果的です。