実は「氷平線」を手にしたとき、この本にも目をつけていた。
しかし一度に半額本を2冊は、アタシの百円ポリシー(笑)に
反する。したがって少し間を置いたのだが、結果的に出費額が
同じで意地との格闘(大袈裟な)に数日を要しただけだった。
そして読むのにも数日を要し、難儀した。なんだか難しく、一行一行咀嚼し反芻
しても理解がなかなか出来ない。文体も外国人あるいは訳のせいか、箸者独特の
言い回し、比喩、有り余る知識が邪魔で素直じゃない。(笑)
ただ、主テーマとする「私たちなきあと地球はどうなるのか?」は興味深い。
もし人類が突然消滅したとして、全ての科学を動員して考察した未来予測図は
こうなる。 帯カバーにある写真を文章化すると
① 数日後 たちどころに地下排水ポンプが止まり、地下鉄、ビル地下、低地が
水没する。
② 2~3年後 建物が壊れ始め、傷みが激しくなる。
③ 5~20年後 ビルなどの直立は難しく、動植物も劇的に変化する。
④ 200~300年後 ニューヨークにある頑丈な大橋も落下。
⑤ 500年後 構造物の原型がほぼなくなり、砂や植物に覆われる。
⑥ 1万5,000年後 ニューヨーク 〔自由の女神〕像は海に沈む。
⑦ 30億年後 もはや人類の痕跡はすべてなくなっており、想像もつかない
奇怪な動植物が出現している。
⑧ 50億年後 太陽は燃え尽き、そのエネルギーで地球も同じ運命。
と、ざっとこんな経過になる。多少過程に狂いがあっても、あるいは人類が生
き延びても50億年後には、地球が溶けてなくなる結果は同じだ。
ウムー あまりにも先の話しは実感がないが、人類はどうあれ滅亡する。
現在当面する地球規模の環境危機だって、真面目に考えたら絶望的になるし
なぁ。バカな戦争など、している場合じゃない。世界の指導者さんよ。
「人類が消えた世界」 著者 アラン・ワイズマン 早川書房
( 定価2000円+税 2008年6月11日 5版発行 )
しかし一度に半額本を2冊は、アタシの百円ポリシー(笑)に
反する。したがって少し間を置いたのだが、結果的に出費額が
同じで意地との格闘(大袈裟な)に数日を要しただけだった。
そして読むのにも数日を要し、難儀した。なんだか難しく、一行一行咀嚼し反芻
しても理解がなかなか出来ない。文体も外国人あるいは訳のせいか、箸者独特の
言い回し、比喩、有り余る知識が邪魔で素直じゃない。(笑)
ただ、主テーマとする「私たちなきあと地球はどうなるのか?」は興味深い。
もし人類が突然消滅したとして、全ての科学を動員して考察した未来予測図は
こうなる。 帯カバーにある写真を文章化すると
① 数日後 たちどころに地下排水ポンプが止まり、地下鉄、ビル地下、低地が
水没する。
② 2~3年後 建物が壊れ始め、傷みが激しくなる。
③ 5~20年後 ビルなどの直立は難しく、動植物も劇的に変化する。
④ 200~300年後 ニューヨークにある頑丈な大橋も落下。
⑤ 500年後 構造物の原型がほぼなくなり、砂や植物に覆われる。
⑥ 1万5,000年後 ニューヨーク 〔自由の女神〕像は海に沈む。
⑦ 30億年後 もはや人類の痕跡はすべてなくなっており、想像もつかない
奇怪な動植物が出現している。
⑧ 50億年後 太陽は燃え尽き、そのエネルギーで地球も同じ運命。
と、ざっとこんな経過になる。多少過程に狂いがあっても、あるいは人類が生
き延びても50億年後には、地球が溶けてなくなる結果は同じだ。
ウムー あまりにも先の話しは実感がないが、人類はどうあれ滅亡する。
現在当面する地球規模の環境危機だって、真面目に考えたら絶望的になるし
なぁ。バカな戦争など、している場合じゃない。世界の指導者さんよ。
「人類が消えた世界」 著者 アラン・ワイズマン 早川書房
( 定価2000円+税 2008年6月11日 5版発行 )