BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

おやつグラフィティー

2019年11月26日 | 公演
何十年ぶりに行った〇ヨ池内デパート6階の本屋さんの一画、「やっぱり、おやつが好き」のイベントは大盛況。
煎餅や饅頭の奥深さを知った、全道各地、意外と小さなまちにも製造販売している、または製造していた製菓店
があったのだ。代が変わり、店舗が変わり、規模が変わっても脈々と〔おやつ〕つくりは続いている。
そんなおやつの変遷を明治期から現代まで、現物からケース、包装紙、栞まで丹念に保存している。その歴史を
身を粉にして調べ上げる。しかもそれは御菓子に限らず、塚田 敏信先生は銭湯・市場・商店会・食堂・喫茶店・
〔館〕とつく図書館・博物館・美術館・文学館・資料館等々上げればきりがない。すべからく世の森羅万象の庶民
文化を収集しているのだ。また話が面白くて、口上がうまい。さすがに大学や高校で教えている人は凄いのだ。
講演の終わりで売っていた本を1冊買わないわけにはいかない。それがこの本、アナタの記憶にある〔おやつ〕は
載っているはずです。
 「ほっかいどうお菓子グラフィティー」 著者 塚田 敏信  亜璃西社 定価1400円+税
  ( 2012年2月2日 第1刷発行 )

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