BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

トマソン

2008年05月17日 | その他
 近所に 赤瀬川 原平 さんのトマソンと言うべきか、
だまし絵のような建物がある。二階は元自動車保険の事務所で
外付け階段を撤去したようだ。
なんだか風情があって、この二階に隠れ部屋の書斎など作れば最高だ。
ただし、冬は外気温と同じになるだろう。なら小さな薪ストーブに枯れ枝でも
くべて燃やし、その上でコマイを焼いて酒を飲む。ウヒーャ、こりゃ最高だ!。

 十日振りに古本屋めぐりの時間ができた。いつものルートで車を走らせる。
すると12万kmを越えて働いてくれている、愛車の軽自動車 燃料計がゼロに
近い。セルフで入れると26,8Lで4,017円。ガソリン暫定税が無ければ
あと700円は安かったはずだ。で、サイフの残金は375円。まぁ3冊は買える
計算だ。しかしだ、サイフから小銭を取り出して店内に入るのと、初めから
ポケットに小銭しか無く店内に入るのとでは、少しばかり心の余裕が違う。
 そこで一冊ミスった。何気に本を開くと、小さな紙片に「東京都文京区、現三上
工務店」とある。もしやこれは 三上 寛が唄う「三上工務店が歩く」ではないか
と、なんの根拠もないのに咄嗟に思ったのだ。戻ってよくよくみると、思い込みの
アタシのアホらしさに消沈。東京とみたのは京都で、文京区とみたのは上京区の
間違い。まったくにこれ程ひどい見間違いは、普通ありえない。
 それで念のため(念のためもないのだが) 寛氏のレコードジャケットにある
歌詞カードを調べると、詞にも「国立市西2の6の15」と唄われているでは
ないか。

 なんの関心も興味もない本に(こんなコトは初めて)、ただ小さな紙片が入っていただけで買い急ぎ、105円を費やしたアタシがバカでした。
結局残金375円の懐中、三冊315円を使い二店目で帰宅。残金60円。
紙片が入っていた本のタイトルは、あまりにも恥かしくてここには書けない。
これも トマソン の一種か。 ウムーッ だ。(笑)







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