小林信彦さんの書く文章はちっとも魅力がない。いわば空手に例えるといつもパンチが寸止めのような。
渥美清さんとの若かりし頃からの付き合いで、その事実にのっとった話なのだがどうにも面白みがない。面白み
が無いのにたくさんの著作を書いているのが不思議なひとだ。アタシとの相性の問題か。
懐かしい喜劇人の名前がたくさん出てくる。ほとんどの人は子供の頃からテレビで見ていた人ばかりだ。道内の
田舎町に寄席やホールなど有るわけがない。
渥美さんといえばやはり「フーテンの寅さん」だが、会社の掟とはいえ、山田洋次監督は罪なことをした。48作
などこれはクレイジーというしかない。してまた合成や過去の作品をつなぎ合わせて49作目を撮ったのだから
もはや異状というしかない。68才で渥美さんは亡くなったが、もし生きていたら作品は続いたのであろうか。
寅さんファンも多いが、数作を除いてどこが面白いのかアタシには分からんかったとです。全作品をDVDで持って
いるある人を思い出すが、どうするのだろう。
「おかしな男 渥美清」 著者 小林 信彦 新潮社 定価1800円+税
( 2000年4月15日 発行 )
渥美清さんとの若かりし頃からの付き合いで、その事実にのっとった話なのだがどうにも面白みがない。面白み
が無いのにたくさんの著作を書いているのが不思議なひとだ。アタシとの相性の問題か。
懐かしい喜劇人の名前がたくさん出てくる。ほとんどの人は子供の頃からテレビで見ていた人ばかりだ。道内の
田舎町に寄席やホールなど有るわけがない。
渥美さんといえばやはり「フーテンの寅さん」だが、会社の掟とはいえ、山田洋次監督は罪なことをした。48作
などこれはクレイジーというしかない。してまた合成や過去の作品をつなぎ合わせて49作目を撮ったのだから
もはや異状というしかない。68才で渥美さんは亡くなったが、もし生きていたら作品は続いたのであろうか。
寅さんファンも多いが、数作を除いてどこが面白いのかアタシには分からんかったとです。全作品をDVDで持って
いるある人を思い出すが、どうするのだろう。
「おかしな男 渥美清」 著者 小林 信彦 新潮社 定価1800円+税
( 2000年4月15日 発行 )