BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

偶然という都合

2021年05月03日 | 古本
登別ではテレビもみないし、ラジオだって「荻上チキのセッション22」も何処へ行ったか分からないし、
従って晩メシ後は本を読む楽しみしかない。相変わらず夜のラジオはどこもガキタレの埒も無い番組だ。
高齢化社会なんて言ってるが、その高齢者が聴くに値する番組が無い。今に若者はスマホゲームにアタマ
を侵され、世界のミライは暗い。コロナはインドにおいてうってつけの病気だろう。つまり戦争も病気も
人類を滅ぼすのは宗教だろう。宗教がどれほど人間を殺して来たは歴史をみればわかる。救われてトクした
のはホンノ一握りの教祖と1パーセント金持ちだ。その1パーセントが99パーセントの富を独占する。
何たることだろう、死んで気が付く寝小便だ。

松本清張傑作コレクションを読んだ。宮部みゆき責任編集の表紙と帯のコピーにもひかれたので。
ただ短編とあったが、中編もある。しかしどうもミステリー系・推理系は本気で楽しめない。
偶然と都合のよい展開がハナに着いてしまう。まあ他の小説の類も調子のよい偶然のオンパレード
だが。
 「松本清張傑作短編コレクション(中)」 前口上と総括まとめ 宮部 みゆき  文春文庫
  ( 定価705円+税 2010年7月20日 第11刷 ) 上中下巻の3巻あるらしい。