BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

井戸を掘った人

2014年07月15日 | 新 刊
 以前関わった特番が2005年の夏だったことが分った。遠い昔のことに思えるが、僅か
9年前のことだったのだ。その頃はまだフィィルドを重いカメラを持って走り廻れたのだ。
仕事で撮るオレの画は高校生に勝てないと思いながら。
 その時、優勝校(金のモモンガ牌)は旭川工業高で、優秀校(青のモモンガ牌)は大阪
市立工芸高だった。その工芸高で出場したメンバー女子は大学を経て、今や東川町の学芸員
となり大会をサポートしている。素晴らしいことだし奇遇な必然だ。優勝した旭川の主将女
子はいまどんな道を歩いているのだろうか。
 現町長による巻頭言に「写真甲子園」は当時札幌に拠点を持ち活動していた写真家〔勇崎
哲史〕氏の提案だったことが書かれている。井戸を掘った人を忘れていないことが嬉しい。
 「写真甲子園 20年の軌跡」 監修 立木 義浩 写真甲子園実行委員会編
  ( 北海道新聞社 定価2800円+税 2014年3月31日 第1刷発行 )