写撃手320のウエポンベイ

軍用全般のあれこれ

10・11 陸上装備研究所

2014-10-13 09:05:12 | 日記
淵野辺にある防衛省技術研究本部 陸上装備研究所の一般公開に行ってき
ました。
今回の目玉は初めて公開されるCBRN対応遠隔操縦作業車輌システムです。
CBRNとは、化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)、
核(Nuclear)のれぞれの頭文字をとったものです。
小松製の施設作業車をベースにしたように思われる車輌の銘板は、
情報収集装置、製造番号 001 製造年月日 2014年10月
IHIエアロスペースとなっていました。
小型把物装置の銘板にはJMUディフェンスシステムズの名もあり、
溶接ロボットの技術が転用されていることを推察できます。
いただいたパンフによると、遠隔操縦は20kmを目標とし、稼動時間
は72時間を目標としているそうです。
アンテナやカメラ、センサがあちこちについていますね。
パッジェロの方もこのシステムの一部で電波の移動中継を担うもので
これも遠隔操縦できます。
展示されていた高機動車も同様の役割を担うようです。
後方のシェルターが、指令所で7tトラックに積載されるそうですが、
別に発電装置も必要とします。
また、一○式戦車試作4号車、民生トラックデュトロにIED対象シス
テムを搭載したものの展示等がありました。
屋内展示は写真撮影不可ですが、先進技術の一端を垣間見ることが
出来、大変興味深いものでした。






コメント
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