変わらない日々

ママンの家は川の近くなんです。

今日みたいな日は光化学スモッグが昼間出ちゃうのでママンは外出できません（喘息でちゃうかも！）

夕暮れ、風が出てきたころに夕食弁当をもって家族で土手に出かけました。

お弁当は

ローストビーフ
ベビーリーフと温野菜サラダ

クリームチーズ
バケット

赤ワイン

アンズゼリー


夕日を見ながら川風にあたり、子供たちを芝とクローバーの茂った広場で遊ばせながら乾杯します。

週末はよくこんな時間を過ごし、家族中でぼ～～～～っと脱力します。

そして明日からまた一週間が始まります。
充電終了して変わらない日々を過ごしてゆくのです・・・。

そのことに感謝しつつ。
すべての人の心に穏やかな風が吹きますように・・・。

子供の寝顔をみて思うこと

幸せな瞬間です。

子供が安心してすやすやと眠っている姿を見る・・・。
私はいつまでも見ていたいな～なんて覗き込んでしまいます。

でも次の瞬間、アネのところの子供たちがどうしているだろうか心配になってくるのです。そしてアネ自身のことも。

三人の子供を連れて離婚し実家に帰っているアネは最近、荒れています。一番上の男の子がますます別れた夫に似てきたからだといいます。顔形もさることながら、性格がよく似てきたのだそうです。

先日、実家に帰って驚きました。
チチもハハも疲れきり、子供たちも愛に飢えた状態でした。
きちんと整理された家の中に荒廃しきった雰囲気が充満しているのです。チチとハハのＳＯＳの電話で私と夫は実家に帰ったのですが、想像以上の状態に驚きました。

一番上の男の子がアネと喧嘩をし、部屋の中で布団に包まって泣いていました。
私はそっと頭をなでました。
「どうしてオバチャンは僕に優しいの？」泣きじゃくりながら甥っ子が聞きました。
「どうしてって、可愛い甥っ子が泣いているからよ」
「・・・。可愛くなんか無いよ。どうせあの男にそっくりなんだから」
「そうね。確かに似て来たわね。でもそんなことオバチャンには関係ないわ」
「そうかな？どうせ僕は何の価値も無い奴になるんだ。誰からも愛されてないしさ、このまま消えてなくなりたいよ・・・」

死にたい。

そういって14歳の男の子が泣きじゃくるのです。

その隣の子供部屋へいくと、9歳の長女が布団中で包まって指しゃぶりをしています。もう彼女の指には大きな吸いだこがいくつもできていました。
「おばちゃん。喧嘩終わった？今日はガラス割れていない？」

一番心配なのは末っ子5歳の女の子。
無関心なのです。
この子がひょっとしたらこの修羅場の中で一番傷ついているかもしれません。

一方、夫が興奮状態のアネの様子を見に行きました。
「ねえちゃん、どうしたの？」
錯乱状態のアネは頭をかきむしりながら叫んだそうです。

「あの男にそっくり！！なにもかも！いい加減なところも約束をやぶることも、うそつきなところも！全部よ！何であんな奴産んじゃったんだろう。なんであんな奴の子供三人も産んだんだろう！ああ！馬鹿だ！私って本当に馬鹿！」

なんで私ばかりが不幸なの。
私はなにも悪いことしていないのに。

そういって泣き叫んでいたそうです。

チチとハハに詳しく話を聞くと、最近はことあるごとにアネが
「あの男にそっくりで、嫌な奴になってきた」
「子供なんか産まなきゃよかった」
「私が不幸なのは三人も子供がいることだ」
といって子供たちを威嚇するのだそうです。

怒られるようなことをするのはどこのうちの子も同じはずです。
そんなことアネもわかりきっているはずです。
「あの男に子供は任せられない」といって三人引き取ったアネを私は心底これから応援していこうと思ったものでした。

そんなアネが・・・。
よりにもよって子供が傷つくような台詞をはき、しかも子供の存在すら受け入れられなくなっているなんて。
どんなに疲れてもみんな抱っこしてハグしていたのに・・・。

これは想像以上にアネがなにかに傷つき、精神的に追い込まれているのだと想像しました。

数日前、子供たちについてそれぞれ学校の先生から「情緒不安定」を指摘され、お母さんがもう少し子供と向き合って欲しいといわれていたのだそうです。

そういわれた日にアネは子供たちに向かってこういったそうです。

「これ以上、どうしろっていうの！私はあんたたちを食べさせていかなくちゃいけないのよ！お父さん代わりなのよ。あんたたちがちゃんとしないとママが責められちゃうじゃないの！もういつまでもママママいわないでよ！くっついてこないでよ！」

それを聞いていたチチの怒りが爆発。
つかみ合いになったのだそうです。

「おまえが結婚して作った子供たちじゃないか！面倒もろくに見ないくせに何が父親代わりだ！えらそうなこと云うな！子供たちには母親が必要なんだよ！どうしてもっと受け入れてやらないんだ！」

それを聞いてハハも今まで我慢していたことがいっきに吹き出てしまったのだそうです。アネに向かって追い詰めるように云ってしまったのだそうです。
「そうよ！お父さんのいうとおりよ！第一、あんな男と結婚するからよ！私たちは反対だったのに。私たちが薦めた相手が嫌だっていってあなたはあの男つれてきたじゃないの。それで子供三人作って別れて帰ってきて！育児は私たちに押し付けて何が父親がわりよ！ふざけないでよ！おとうさんが、私がどれだけ苦労したと思ってんのよ！！」

アネは叫びました。
「そうやって夫婦で結託していいわよね！かばってくれる人がいて！
味方がいてさ！どうせ私はひとりよ！淋しい女よ！40過ぎて醜く年だけとって男からも相手にされない価値の無い女よ！」

悲痛な叫び。

家族中が、傷つき、だれもかれも受け入れられないでいるのです。
そんな大人の中で子供たちが情緒不安定になり、さらにそれが大人たちの傷口を広げている・・・。そんな状態でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

セロリの葉っぱ

って意外とおいしくいただけるんですよ。
生でも佃煮にしても。スープも！！
タダで八百屋さんからママンは頂いてきちゃいます（笑）
捨てちゃう人が多いのですねえ。びっくり！！
というかもったいないのでメニュー載せてみました。
みなさん、試してみてくださいね。

まずはこの夏にぴったりな、うなぎとの一品紹介しますね。
大皿でどど～んと作って召し上がれ。

・うなぎの蒲焼　　（5人前くらいかな？）
・うなぎのたれ　　　（2人前）
・セロリの葉　　　　（細い茎ごと細かく刻んでカップ１ぐらい）
・紅しょうが　　　　（お好みで。彩りです）
・たまご　　　　　　（卵焼き2個分をざるで裏ごし）
・インゲン　　　　　（10本ほど茹でて細かく切ります）
・酢メシ　　　　　　（四合）


うなぎの蒲焼は串からはずして細かく刻みます。日本酒大さじ５をかけて鍋であたため、火を止めてからたれをまぜます。
酢メシにすべての材料を入れて切るようにまぜます。

セロリの香りとうなぎの味が食欲をそそりますよ。

ちなみにたまごですが、ざる（ストレーナー）で裏ごしするといりたまごとは違った風合いにできあがります。
めんどくさかったらいりたまごでもなんでもいいんですよ～。

次は佃煮です！

・にんにく　　　　　２～３欠片
・ごま油　　　　　　大さじ５
・トウバンジャン　　コサジ２（なかったら唐辛子でも）
・牡蠣油　　　　　　大さじ３
・砂糖　　　　　　　大さじ５
・しょうゆ　　　　　大さじ1くらい
・セロリの葉っぱ　　（細い茎ごと細かく刻んでカップ２）

にんにくをごま油でじっくり炒めます。そこにトウバンジャン牡蠣油を入れて香りを出します。セロリの葉っぱを入れてよくかき混ぜながら火を通し、水分が出たら砂糖、しょうゆを加えて味を調えます。
甘味、辛味はお好みで。
あとはじっくり煮詰めてください。

ままんは辛味をなくしてじゃこを加え、子供のお弁当の一品にしてます。味が濃いのでじゃこを加えない状態で冷蔵庫で２週間はもちます。
綺麗な容器にいれて、密封してね。

にんにくの量をふやして味も薄めにし、じゃこも加えるとおつまみにもなります。

さてスープです。

・わかめスープの素　　　（市販品ですね）
・セロリの葉っぱ　　　　　（刻んでも、ぶつ切りでもお好みの量で）

お鍋にお水を入れて沸かします。沸騰したらわかめスープの素と葉っぱを入れるだけ。どお？簡単で栄養万点！香りもいいですよ～

カニ缶を加えるとちょっとまた贅沢に楽しめます～。

今週末も素敵になりますように！