忘年カラオケ大会

忘年会シーズン、いよいよ最後の公式忘年会。


取引き先の税理士事務所主催の忘年会に参加


この忘年会、カラオケ好きの税理士先生ならではの、本格カラオケ大会でもある


そこで、同僚のこの税理士事務所の担当者から急遽参加を打診され、私も助っ人で参加することになったわけだ


まあ、私の特技は、そこそこ歌が上手いのと、観客のつかみ（笑笑


まずは、一次会の居酒屋


税理士事務所らしく、割と堅苦しさの残る飲み会がスタートしたが、しだいに事務所の職員達が壊れ始め、「あぶりカルビゲーム」が始まるとカラオケ大会を前に潰れていく者まで...


それでも、一次会の会場では次のカラオケ大会の歌う順番とそれぞれ二曲づつ選び、手作りの大きなポスターに記入していくという準備の良さ。


この時点で、ただの酔っ払いのカラオケ大会では無いことを察知...


ポスターには第17回カラオケ大会と書いてある...


会場をカラオケボックスに移し、総勢約15名のカラオケ大会は始まった


二曲合計の得点で競うルールなので、二曲目に勝負曲を入れ、一曲目は場を和ませようかと踊れる曲を入れた


歌う順番は、2番目だったのだが、1番目の方が本格演歌を熱唱され、この大会の雰囲気を掴めぬまま、私の曲が始まった


軽やかなステップ（笑 を踏みながら私が歌い始めたわけだが、観客を掴むどころか、誰とも目が合わない...


皆自分の歌を気にして、発声練習してる奴までいる...


そこで、私もムキになり、オーバーアクションで歌ったせいか、得点はかなり低い...


次から次へと皆が歌い始めると、直立不動でマイクを強く握りしめながら、音程やテンポを気にして、しっかり歌う...


間違いなく、涙ぐましい練習のあとが見える（苦笑...


そして、一回りした時点で、なんと私はワースト3...


あたりを見渡すと、一次会でベロベロになってた奴まで、すっかり息を吹き返してる...


そして二巡目が始まった


やっと状況が掴めた私は、そもそも接待ということも忘れ、勝負魂に火を付けた


今度は、客席に背を向けモニターに向きなが、勝負曲のバラードを熱唱


その甲斐あって、そこそこの得点がつき、その後しばらく暫定一位を保ったのだが、終わってみたら、7位...


ラッキーセブン賞で1000円の商品券が貰えた(^^)


解散後、先生と一部の職員さんとともに、更にもう一軒カラオケ歌えるスナックへ


ここは、ローカル私鉄沿線のさびれた町、駅前にもパッとした店は無く、その中でも特にパッとしない店に連れていかれた


狭く急な階段を登り、店に入ると、なんとそのマスターは、某音楽グループ元メンバー。


本物のプロ歌手じゃん！


皆が良く知ってるそのグループの曲で、本物のコーラスをつけてくれたので、先ほどのカラオケ大会で不完全燃焼だった私は、狭い店内で思わず腰を振りながら熱唱（笑



またまた接待忘れ、調子に乗った私はマイクを独り占めしていたのであった（苦笑






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