泣くことないやろ！

そりゃ広くはないですよ。

幌を閉めていたら頭上に圧迫感は確かにありますよ。

「でも、涙を流して泣くこたーないやろ！」

ロードスターが我が家にやって来て“１年”

先月、初めて娘（次女中学２年生）を乗せたら泣かれてしまった。

しかも彼女の用事の送り迎えだっちゅうのに・・・

「頭を押さえつけられてるようでしんどい、息苦しい」って


思い起こせば「こやつ」は物心ついた時から“ジムニー”と

“ランクル・プラド”にしか乗った事がない。

幼稚園時代、友達がジムニーに乗れず（車高が高いので）

「こうやって乗るんやで！」と飛び乗って見せてたっけ。

あれだけ段差があると幼稚園児には乗り降りが厳しいんだと

娘のお友達を見ていて初めて分かった。




「スポーツカー」は勿論、いわゆる「普通の乗用車」にすら

乗った経験がない。友達の家もみんな「ミニバン」なんで。

天井の高い車にしかのったことがない「ヤツ」なんで。



オープンにすれば開放感満点なんで



「圧迫感があるんだったらオープンにしょうか？」

「それはもっとイヤ！　恥ずかしいから」だと・・

で、また泣かれてしまった。


「おい！涙を流して泣くこたーないやろ！」






娘に変にトラウマが残ってしまうのは、親としてまずいので

昨日、「夜景でも見にドライブしようか？」

「行きたい」

「ロードスターやぞ」

「えーっ・・・・・」

「夜やったら暗いから圧迫感ないで、天井見えないから」

「それに夜だからオープンにしても恥ずかしくないやろ

満天の星見られるかもよ」


「・・・・・うん、もう１回乗ってみる」


“夜景”作戦大成功！