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サイケおやじの生活と音楽

日馬富士の貴ノ岩への暴行事件についての私的考察

2017-12-13 18:08:26 | Weblog
これは大相撲の世界だけではなく、今や何よりも世間の関心を集めている重大事件として、様々な憶測や疑念が次々に湧き上がっているわけですが、特に犯行そのものの実相がど~にも曖昧なのが、その大きな要因かと思います。

そこで、これまでに明らかになっている状況を簡単に纏めてみると――

 ●当時は横綱であった日馬富士が巡業中の酒席にて、同じモンゴル人力士の貴ノ岩への暴行。

 ●それにより、貴ノ岩が頭部に数針以上の裂傷、また一説によれば頭蓋の一部も骨折。

 ●凶行は素手による殴打、カラオケのリモコンによる打撃と加害者の日馬富士が認めている。

 ●暴行されている間、貴ノ岩は無抵抗だったとされている。

 ●その現場には白鳳、鶴竜、照ノ富士、石浦という協会所属の力士が同席。

 ●また、同じく後援者等々の一般人も居たとされる。

 ●貴ノ岩は四~五十発殴られたと証言しているらしい。

 ●一方、日馬富士は取り調べにおいて、十数発と自白しているらしい。

 ●そこに至る動機は貴ノ岩の礼儀礼節の欠如と、加害者側は申し述べているらしい。

 ●現場における犯行のきっかけは、その件についての白鳳の説教中の貴ノ岩の態度?

 ●上記の事柄について、未だ貴ノ岩からの公のコメントが無い。

 ●その負傷が公になったのは、警察に被害届けが出されたからで、それは何故?

 ●その後、巡業を休場した貴ノ岩の所在が現在まで不明。

 ●貴ノ岩が所属している貴乃花部屋の親方や関係者は、マスコミの前では無言を続けている。

 ●警察による一応の捜査が終わり、日馬富士は書類送検された。

およそ以上のような事から、様々な疑問・疑念が次々に浮かび上がっている事については言わずもがなでしょう。

一番の問題点は、日馬富士が貴ノ岩に暴行を加えている現場で、誰も直ぐに止めに入っていないというのは、これ如何に?

まず、そこから推察出来るのは、この程度の暴力行為は相撲界では日常茶飯事だったから!?

という結論もありましょうが、もうひとつ、周囲があえてとめなかった、つまりは結果的に集団制裁が行われていたのではないか?

という推察も易いわけで、だとすれば日馬富士が「十数発」、貴ノ岩が「四~五十発」という加害と被害の差異も納得出来るわけで、その引き算の答えは他の力士も貴ノ岩を殴っていたという事しかありません。

そしてリモコンを凶器に使ったのは、果たして日馬富士であったのか?

そ~ゆ~ところも極めて曖昧なのが、現在まで我々が知り得る限界なのです。

次に動機に関しては貴ノ岩の「礼儀礼節の欠如」と自白されているようですが、それでは何についての礼儀礼節なのか?

白鳳が説教していたという、その中身については当事者がモンゴル人同士ですから、その場では当然モンゴル語だったというのが普通の解釈であり、だとすれば同席していた日本人には、その内容が完全に理解把握出来なかったというのが、不思議ではない話でしょう。

もちろん、後の警察での取り調べでは、当該モンゴル人が口裏を合わせていたという推察も可能です。

以下は全くのサイケおやじのあて推量ではありますが、相撲ファンの間では貴ノ岩のガチンコ勝負は既定の事実と言われているのですから、殊更最近は疑惑の白星が目立つモンゴル人の三横綱が「礼儀礼節」を持ち出してまで貴ノ岩を諭すというのであれば、実質的には恫喝と懐柔の両面作戦になっていたはずで、それでも物分かりの悪い貴ノ岩が制裁されたとすれば、現場となった飲み屋のラウンジという閉鎖空間では集団リンチが!?

というか、最初っから、それを目的に関係力士が集まり、貴ノ岩を同席させての凶行という推察だって、あながち想像出来なくはありません。
 
さて、そこで大きな疑問のひとつが、何故に貴ノ岩と貴乃花親方が警察に被害届を提出したのか?

これには諸説が取り沙汰されておりますが、サイケおやじとしては、外国人である貴ノ岩への医療行為についての保険請求に必要だったからと思うんですが、いかがものでしょう。

まあ、外国人の出稼ぎスポーツ選手に保険がどのように適用されているのかは不明なんですけど、一般的に医者の診察と医療が必要なほどの怪我であれば、それは自損事故か加害を受けてのものかは、保険の適用に大きな影響が出るわけですから、医者からの診断書や場合によっては毛警察への被害届が必須になると思うんですよ。

今では頑固一徹の変人という印象も強い貴乃花親方ではありますが、やはり協会の理事という立場もありますから、それほどでもない暴力行為であれば、ナアナアで済ませる事だって吝かではないと、失礼ながら思うわけですが、怪我の程度が後遺症云々を心配せねばならないとしたら、保険は絶対に必要ですからねぇ~~。

また、その夜の出来事を貴ノ岩が貴乃花親方に隠していたと云われる事からしても、動機の部分で、ど~しても口を噤んでいるしかないという事情があったと思われます。

さて、こうして事件が公になってからの九州場所は、まさに大荒れ!

日馬富士が何食わぬ顔で出場し、連敗後に休場してみれば、この貴ノ岩への暴行が大きな扱いで報道されているという一致は偶然ではありますまい!

逆に言えば、暴行が公にならなければ、成績云々は別にして、場所を皆勤していたという厚顔無恥さえ晒していたわけで、当然ながらカッコばかりの八百長勝負を見せられていたという推察も、これまた易いんですから、今となっては呆れるばかり!

もちろん、引退は当然が必然でありました。

また、その場に同席していながら、本当に止めて入っていたのか甚だ疑問な白鳳の土俵態度の悪さは酷過ぎの極地で、得意のダメ押しやカチアゲばかりか、勝負に負けて自ら物言いというか、不平不満の露骨な表明は土俵に上がれず、また退場すらも出来ないというテイタラクは、およそ「品格」を重んじなければならない横綱という地位にあるまじき態度でしたからねぇ~~~!

長い大相撲の歴史の中でも、ここまで潔くない態度を見せてしまった横綱は、白鳳だけでしょう。

で、そんなこんなから、ついには脅迫状まで届き、警官に護衛される白鳳というバカヤローのそれが正体だとしたら、こんな奴を大横綱と崇めている者だって、今や恥ずかしくて顔を上げられないでしょう。

その意味では、千秋楽にその場の観客に万歳三唱を強要した勘違いはボンクラの極みであり、一緒になって万歳をやらされてしまった観客がテレビを通して世界中に顔を晒した事だって、白鳳のファンに対する大きな裏切りに他なりません。
 
ということで、いよいよ問題は日馬富士の起訴は如何に!?

それが大きな関心事になるのでしょうが、当然ながら被害者側との話し合いは進めているはずですし、加害者が暴行の事実を認めている以上、民事訴訟や損害賠償は免れず、おそらくは相撲協会から支給される引退功労金に加えての所謂口止め料だって半端な金額ではないはずですから、貴ノ岩にもそれなりに相当なものが提示されているにちがいありません。

しかし、これをお金で解決してしまっては、ど~にも後味が悪いのも確かと思います。

それは例えば知っていても未だに報道しない貴ノ岩の居所についてのマスコミの姿勢、また貴乃花親方の動静についても、全く同じであり、結局は相撲協会との腐れ縁で番組や報道を作らざるをえないマスコミの哀しさだって、もはやど~にもならないわけで……。

最後になりましたが、横綱の「品格」について、サイケおやじは「美しさ」だと思っています。

それは横綱であれば、相撲の勝ち方にも「美しさ」があって然るべきであり、立ち合いの変化や露骨なカチアゲや顔面への張り手等々は確かに反則ではありませんが、美しくないでしょう。

ましてやダメ押しや負けた時の不満表明なんてのは言語道断、全く日本人の感性に合わず、見ちゃ~いられませんぜっ!

おそらく今後、白鳳は優勝回数がダントツの強さよりも、勝つために手段を択ばず、土俵態度も極めて悪く、増長慢心した大馬鹿横綱として記憶&記録されていくにちがいありません。

何時までも憎まれて、お金を稼ぐのもプロとしての真っ当な生き様ではありましょうが、今となっては日馬富士に何か任侠を感じてしまうのでした。
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