OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ:part-11

2020-05-02 19:50:08 | 歌謡曲

明日…咲く / パティ (東芝)

個人的には全く知らない歌手、あるいはタレントや俳優でありながら、矢鱈に中古が出回っているレコードってのが確かあり、本日掲載のシングル盤を出したパティも、サイケおやじにとっては、そうした有名人(?)であります。

まず、掲載したジャケ写ポートレートや名義からして、おそらくはハーフか日本育ちのガイジンさん?

というイメージが確定するわけですが、レコードに針を落としてからの歌声や節回しを聞く限りでは、それなりに普通の日本語会話は成立出来ていそうな感じですし、逆に如何にものジンガイ訛があるあたりも、日本の芸能界においてはプラスに作用するという常識が当てはまるタレント性の表れかと思います。

で、肝心の楽曲「明日…咲く」は作詞:三浦徳子&作曲:木森敏之が提供した聊か湿っぽいポップス歌謡なんですが、鈴木茂のアレンジがオシャレ系ですから、すんなりと聴けてしまいますし、パティの声質が薄味のハイトーンに録られている所為でしょうか、ギリギリでアニメ声になっていないのは結果オーライ?

どうにも、そのあたりがサイケおやじには中途半端に思えるんですが、楽曲そのものが盛り上がる構成というか、ドラマチックな展開が絶妙に仕込まれているのは流石の狙いと思います。

そこには、どうやらTVドラマの主題歌としての企画物だったという真相もあり、発売が昭和55(1980)年11月とされていますが、やはり個人的には何の記憶も残っていません。

実は冒頭に述べたとおり、パティのシングル盤が中古屋に幾枚も出回っていた頃、それなりに安値だったところからサイケおやじが入手した他のシングル盤、「太陽のユートピア」と「この夢の果てまで」の2枚が、何れも日本テレビ系列のドラマ主題であり、この「明日…咲く」も同様なんですねぇ~~~!?

とすれば、パティはそれ(?)専門のシンガーだったんでしょうか???

謎は深まるばかりなんですよ、今に至るもっ!?

ということで、告白すれば、本日のサイケおやじは所謂断捨離作業で、他人からすれば雑然と置かれている様にしか見えないレコードの山を片付けていたんですが、すると出て来る、出て来る! 何で、こんなっ!?!

なぁ~んて思わざるを得ないブツが様々に発見されました。

もちろん、本日掲載のパティのシングル盤も、そのひとつでありました。

まあ、「ゴミ」は「ゴミ」、「お宝」は「お宝」として、これからもご紹介させていただく所存であります。

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