OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

バーバラ・ホールの和みの深層

2013-05-21 15:06:56 | 歌謡曲

絵はがき / バーバラ・ホール (RCA)

好評♪

と、勝手に思い込んでいるのはサイケおやじだけかもしれませんが、とりあえず本日も輸入アイドルシリーズとして、掲載のシングル盤を出してきました。

しかし、いきなり言い訳になりますが、結論から言うと、歌っているバーバラ・ホールはアメリカ出身という事になっていますが、レコードを聴くかぎり、なかなか日本語が上手いんですよねぇ~~。

もしかしたら日本育ちなんでしょうか?

はっきりした事は知る由もありませんが、まあ、それはそれとして、特にA面に収録された「絵はがき」は作詞:安井かずみ、作編曲:筒美京平というお馴染みのヒットメーカーコンビによる、これが発売された昭和48(1973)年の流行最前線!

つまり典型的に和んでしまう歌謡フォークなんですねぇ~~♪

とにかく軽快なイントロから一人二役(?)のボーカルハーモニーが実にキャッチーですし、グッとフックの効いたメロディ展開は憎たらしいほどですよ♪♪~♪

これまで何度も書いてきましたが、当時は歌謡フォーク嫌いを公言していたサイケおやじがイチコロに平伏すしかない境地に追い込まれたことは、自己嫌悪とは似て非なる盾と矛でした。

しかしひとつの救い(?)として存在するのが、カラオケパートの意想外とも思えるグルーヴ感で、特に生半可なカントリーロックなんか笑われてしまうにちがいないリズム隊のソウルフルなビート感は、当時の我国スタジオセッションプレイヤーの凄さの表れと思います。

う~ん、これって、もしかしたらベッツイ&クリス路線を狙ったんでしょうか?

そこに所謂「気持」だけ、ニューソウルっぽさを入れたあたりに、筒美京平の深淵(?)な企みがあったとすれば、これが大きなヒットにならなかったのは不条理かもしれませんし、実際、サイケおやじはテレビ等々も含めて、動くパーパーラ・ホールを見たことがないんです。

ちなみにこの「絵はがき」は日本人歌手の競作(?)レコードが残れされていて、それもなかなかの清楚なフィーリングが良かった記憶なんですが、誰が歌っていたか、今でも失念しているのが残念……。

情報&真相をご存じであれば、よろしくお願い申し上げます。

ということで、このレコードのジャケ写のポーズも、なかなか日本男児の弱みを突いていますよねぇ~♪ こういう姿勢をパツキンのおねえちゃんに刷り込まれてしまうと、思わず超ミニスカ姿の彼女の背後に回りたくなるのは、サイケおやじだけでしょうか。

否、それこそが男の本懐なのは、世界共通の想いにちがいありません。

コメント (5)
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