駅弁発掘

今回購入の駅弁シリーズは、金沢発あなご棒寿し、

東京恵比寿チャンピオン和牛焼肉弁当、

そしていつもの富山ますのすし。

この焼肉弁当にはちょいと仕掛けがしてあります。黄色いひもが弁当箱から伸びています。

弁当を押さえながらひもを引っ張ります。

とたんに弁当から「シューッ」と音がして湯気が上がり始めます。熱くなるので冷めるまで開けないでと注意書があります。

しばらくして、はい！ホカホカの焼肉弁当の出来上がりです。お味はめちゃウマだそうで。。（子供のガツガツ食べる姿に納得。）

食べた後、弁当ケースの中を見てみると、発熱ユニットが仕込んでありました。生石灰と水を化学反応させて発熱沸騰する原理を利用しているようです。北海道の駅弁では、帯広駅ぶた八さんの豚丼弁当がこれを利用していますね。

そしてあなご棒寿し。

あなご一本まんま使用。上品な味です。

最後はますのすし。鮮やかなピンクはもちろん天然色。塩と酢で絶妙なタイミングでふっくらと締められています。油が乗って少しねっとりした舌ざわりに、酢飯が絡んでほぐれていくと、口の中で、ますの旨味がぶわっと広がるのを心行くまで味わう。至福の時でありますなあ。


（記事：2015年11月　Update：2016年12月）