北見で観光といえば、北の大地の水族館は外せない行程。今年も家族を連れてやってきました。
開業当初は「山の水族館」と呼ばれていましたが、「北の大地の水族館」のネーミングも使われるようになりました。どっちが本当?と聞いたら、どちらでもいいそうで。
入り口の企画展示、ヤマメの水槽。
花の回りをゆらりと泳ぐ魚たち。お花見シーズンだからか、造花で飾っていますが、ヤマメたちは目もくれず。きっと花よりだんごなのね。
それにしてもうまそうなヤマベ(故郷ではそう呼んでいる)だこと。あー、天ぷら食いたくなってきた。
「負けたヤマメは海でサクラマスになって帰ってくる」負けてかどうかは別として、ヤマメが降海型の魚とは知りませんでした。
いつも飼育員さんの手作り企画で楽しませてくれますね。
もひとつサクラマス川柳。名前には諸説ありますが、遡上するとサクラ色に染まるってのが、やっぱしっくりくるな。
こちらはハナカジカ。
両側回遊型でいったん海に出る魚。胸ビレが華のようだから、本企画にエントリーしたんだろね。
あー、カジカの味噌汁食いたい。
おお、ホッケがいるな。って海の魚じゃないの?
魚辺に花で𩸽(ほっけ)だから、やはりお花見を意識しての展示なのですな。
あー、ホッケの開き食いたい。
この水槽はいろんな金魚が見れたんだけど調整中でした。
この万華鏡水槽もお休み中。お魚体調不良なんだとか。。
ヒメマス滝の水槽。いつ見ても美しいの一言。
ひきしまった魚体と端正な顔立ちだこと。
支笏湖ではチップとも呼ばれています。
阿寒湖とチミケップ湖に天然ヒメマスが棲息し、阿寒湖からは国内の湖へ移植が進められています。
降海型のヒメマスは、アメリカやカナダ、千島列島・カムチャッカ半島の北緯40度以北の湖や河川に棲息します。
幼少期にスモルト化で海水適応したヒメマスが、海にくだってベニザケになります。
日本のヒメマスは陸封型ですが、試験的に放流し、ベニザケとなって河川回帰する繁殖事業を行っています。
遡河回遊性(遡上~降海を繰り返す)のニジマス。
こちらもオスに婚姻色レインボーが。ほんと春だねー。
一緒の水槽のウグイはオスメス両方赤くなる。この時期みんな、あやつける(見た目をカッコつける)んだわ。
こちらの魚は私が大好きなワカサギ。
佃煮と天ぷらは、もう、たまらんですよ。
エゾサンショウウオ。
サンショウウオってこんなに小さかったんですね。これまで見た帯広動物園のオオサンショウウオは、相当でかかったですから。
(調べたらこのオオサンショウウオは2010年に亡くなっていました。飼育年数45年、推定年齢55歳、体長126cmのご長寿&メガサイズでした。)
イトウさんも元気です。
ここにも楽しいフリップが。
春は恋をしたいオスが赤くなる。フラれて青くなるのは人間だけか?。
悠々と泳ぐ様はまさしく淡水の王者。ペアを探してるそぶりは見うけられないが、余裕たっぷりのメスなのかな?
こちらはコロソマという見慣れない魚。アマゾン河水系の魚らしい。
男で釣る…、どういう意味だ?よく読むと捕獲方法にびっくり!
なんと、男性の凸で釣るですって!?木の実と思って食い付くそうだが、噛まれたらどうすんの?
あー、おもしろかったー。
最後は隣の物産館で、白花豆ソフトクリームで締め!
ねっとりすぎず、水っぽくなく、ちょうどよい練り具合で、甘さもほどよく、完成された味だといつもながら思います。
(記事:2019年5月 Update:2021年9月)