大阪のドラです。
歯科医院通院は当分継続になる。
客?をなかなか手放そうとしないようだ。
それなりにいい歯医者と思うので、こちらも
気に入ってるが・・・・あまり望ましい関係ではないね・・。
さて、今朝アサヒコムですごいニュースにお目にかかった。
拒絶反応ナシの生体肝移植のニュースで、従来の
移植治療においては免疫抑制剤を一生飲み続けなければならない。
大昔、私が某労組にいた時、組合員さんで、移植された方がおられ、
見舞った時に、これから、コレだけ飲み続けなければならないと
薬を見せられ、その量と種類に驚いた事がある。
つまり、移植に成功しても免疫抑制剤とずっと付き合っていかねば
ならないという事だ。
でっ、今回、その常識を覆す医療方法が米国で発表されたのだ。
拒絶反応ない腎移植に成功 骨髄壊して手術 米チーム
http://www.asahi.com/science/update/0326/TKY201203260122.html
画期的なニュースなので、内容も長いが、そのままコピペしたい。
拒絶反応が起きない生体腎移植に米ルイビル大などが成功した。抗がん剤と放射線で患者の骨髄を壊してから腎臓を移植する。白血球の型が一致しなくても移植が可能で、手術を受けた8人のうち5人で免疫抑制剤をのまなくてもいい状態になった。
移植では、患者の免疫システムが、移植臓器を「異物」とみなして攻撃するのを防ぐため、白血球の型がある程度一致した人を提供者に選び、手術後は免疫を抑える薬を一生飲み続ける必要がある。だが、薬には感染症や高血圧などになりやすくなる副作用がある。
新手法では、抗がん剤と放射線で、白血球などの免疫に関わる細胞を作り出す骨髄を破壊、免疫反応が起きない状態にした後に腎臓を移植する。一方、腎臓提供者から骨髄液を採取、免疫反応にかかわる物質を調整した後、移植手術の翌日に患者に入れる。すると患者の骨髄細胞が腎臓提供者のものに入れ替わる。
要約すれば、要するに手術時前に、患者の免疫機能を破壊し、
手術後、提供者の免疫で患者の免疫を再構築する。
免疫チェンジを移植時に同時に行うという医療だ。
これはすごいが、問題は成功率なのかねぇ?
ドナーとのマッチングもさらなる相性が必要かもしれないが、
いずれにせよ、今後の医療界に新風を巻き起こす医療方法だろう。
日本でも出来るのか注目はして行きたい。
ただ、再構築に失敗すれば、患者は悲惨な目に遭うので、
そこらのリスクが大問題になるであろうが・・・・。