東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




鹿児島出張の帰り、佐賀県有田町在住の大学時代の先輩、椋露地さんを訪ねました。
お会いするのは超久しぶり、いつ以来だろう。自分が有田を訪れたのは、椋露地さん
の結婚式以来。30年近く前ですよね。本当に懐かしかったし、超楽しかったです。



前日、鹿児島市内の城山観光ホテルで行われた枕崎冷凍食品さんの10周年記念
祝賀会に参加させていただいて、宿泊。次の日、佐賀の椋露地さんを訪ねました。



初めての九州新幹線。鹿児島中央駅 7:29初の特急つばめに乗車。快適で心地よい。
素晴らしかったです。こちらの乗車レポートはまた別のブログ記事として書きますね。



まもなく佐世保線有田駅に到着。時刻は10:34。



元々椋露地さんの実家だった家(左側)は「伝統文化の交流プラザ 有田館」となって
いました。



なんと有田焼きで出来たからくり人形が、昔から伝わる民話を演じます。びっくり!!
なんて繊細な模様、色使いなんだろう。この写真では色が飛んでしまっていて、残念
ですが、歌舞伎調の演出もよかったです。



館内にあるカフェの奥の方に座敷スペースがあって、「昔、ウチの居間だったところで
オレが毎日寝っころがっていたとこだ」と椋露地さんがおっしゃっていました。



有田焼の原材料となる石が産出されたあたり。すでにひと山、切り崩してしまったそうです。



石を粉々にして、焼き物に作り上げたのが磁器、土を焼いて作り上げたのが陶器。
有田焼は磁器なのだそうです。白い部分が、真っ白ないい石なのだそうです。ただ
黄色い部分は不純物が混ざっているとはいえ、こちらで作る磁器も味わいがあるの
だそうです。



有名な窯元さん。



窯。磁器を焼くときは1400度にもなるのだとか。



職人さんたちが集中して仕事をしていました。昔ながら、一品一品手作りです。
これって貴重品ですよね。



こうやって何人かの職人さんたちが分業して作り上げた作品が



こんな感じで展示されています。きれいです。伝統美ですね。

この後、佐賀県立九州陶磁文化館にもいきました。焼き物はちゃわんとか湯のみ
とか日用品のイメージでしたが、芸術品という感じでした。「もう、今では
(こういう作品は)作れない」と椋露地さんも言っていましたが、本当にすごかった
です。あと、柴田夫妻のコレクションが展示されていたのですが、感動的でした。



椋露地さんの奥さん、鈴鹿さんとは結婚式以来。お久しぶりです!お元気そうで
なによりです。お店ではおいしいコーヒーと最中をいただきました。
どうもありがとうございます。



ヨメさんから「椋露地さんに会ったら茶碗を買ってきて」と頼まれていたのですが、
それがこちら(右側 11月28日撮影、この日の朝食はかに雑炊でした)。やや厚めの
茶碗で、大きめのサイズがいい、と言われていました。とてもシンプルなデザインが
気に入り、こちらを2ついただきました。
大きめのサイズにしたのは決して大食いなワケじゃなくて、鉄火丼とか天丼とか、
食べるときも、どんぶりにしなくていい ということでの選択らしいです。

いずれにしてもとても気に入りました。どうもありがとうございます。



話しは26日に戻って、ランチタイムは伊万里牛の焼肉とビビンバがおいしい
お店に連れていっていただきました。超美味かったです!

ただ、自分は13:26発の高速バスで、福岡国際空港に向かう必要がありました。
これだけ盛りだくさんに案内していただいて、焼肉&ビビンバまで食べるという
のは想像を絶する強行スケジュールでした。

椋露地さんは学生時代 ワンゲル(ワンダーホーゲル部)所属で、体力と根性は
絶品の人だったのを思い出しました。

行く先々で、ほぼ駆け足状態で、大勢の観光客を追い抜くようにして見学して
きましたが、最後の焼肉で、コンロに火がつかないというトラブルがあり、
もちろん解決して火はついたのですが、このタイムロスが大きく、肉が焼けるのに
それなりに時間がかかるし、食べる時間は正味15分くらいしかありませんでした!

「はやく食え」と言われて懸命に食べて、85%くらいは食べて、ホッと一息
ついていたら、「最後にこれ(肉)を1つずつ食おう」と言われて、そしたら
突然お店の人に「これから彼をバス停まで送ってくるから、勘定は後から払う」と
言って、お金も払わず焼肉店を出て、車で送ってくれたのですが、車に乗ったときは、
まだ口の中に肉が満杯でした。

バスは13:26発。バス停までは結構遠く、時計をみると13:26!
「椋露地さん、もう13:26です!」と言うと、「わかってる! バスはいつも
遅れるから大丈夫だ!」とのことで、そしたらホントに少し遅れて、ギリギリで
乗れました。

人間って、そんなに変わらないですね。椋露地さんは昔のままで、魅力的な人でした。

見学場所を1ヶ所削れば何も問題はなかったと思うのですが、遠方からきた
かわいい後輩に(自分でいうのもなんですが、後輩はいくつになっても後輩で、
かわいいものなのだと思います)有田のいいところを全部見せたかったんだなぁ・・と
思うと、なんだか心が温かくなってきます。

ことによると、このギリギリのスケジュールもすべて緻密な計算の上でのものだった
のかもしれない、と思えたり。

バス停に立ち、バスが走り去るのを見送ってくれた椋露地先輩に、ただただ
感謝の気持ちが溢れたのでした。



福岡空港から静岡へ。



これは、朝 城山観光ホテルを出たときの写真。まっくらでした。
激動の鹿児島出張、有田光速ツアーが終了しました。

多くの皆様に心から感謝。どうもありがとうございました。



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