ルーブル美術館の模型が展示されていました。
地下鉄を降り地上に出て美術館の入り口へまっすぐ向かいました。
このガラス貼りのピラミッドが美術館の入り口です。25年前にもこの場所に行ったのですがストで閉鎖されておりその時は入る事ができませんでした。
中に入って上を見上げると旧ルーブル宮とガラス貼りの現代建築がよくマッチしていました。
ルーブル美術館はとても広いので目的を絞って観なければとても一日で回りきれません。今回はイタリア絵画を中心に観て回りましたが、有名なモナリザくらいはついでに見ようと寄り道をしました。その絵は日本にも来ていましたが当時は見に行きませんでした。豪雪だったせいか人だかりはたいした事はありませんでしたが、防弾ガラスに守られたその展示は名画を鑑賞するにはあまりにも悲しい姿でした。
ミロのビーナスも来日した事はありましたが、その展示方法や人だかりに比べ本家本元ではあっけないほど簡単に展示されていました。ビーナスの写真自体は教科書や美術誌で簡単に見る事はできるのですが、横や背面の姿はちょっと珍しいと思います。
こちらも有名な彫刻です。
通路を歩いている内にこんな部屋を見つけてしまいました。まだ未整備で展示を待っている美術品の数々が並んでいました。その様を見ると懐の深さを痛切に感じてしまいました。
パリの学生はとても恵まれています。このように授業で本物を前にして説明を受けられ鑑賞もできてしまうのです。そのようなグループを何組も見かけました。
遠くにエッフェル塔が望めました。
行き帰りに使った地下鉄の様子をご紹介します。今回の写真にはありませんが、切符を買うのが難しかった事。25年前もやはり同じ様な苦労をしました。当時は1等車なども繋がれておりそれに知らずに乗ってしまったものでした。切符の販売は自動販売機が中心なのですが新旧の機械やカード専用の物があり又切符の買い方ではカルねと呼ばれるお買い得の10枚綴り券や1枚売りがありますが、タッチパネルに各国語で説明しているにもかかわらす、なかなかスムーズに買う事が出来ませんでした。
日本と同じ様にホームドアが設置されている所もありました。
地下鉄の構内がどの駅もこんなに綺麗ではありません。ここはルーブル美術館駅に繋がるアーケード街だからこんな飾りもしつらえられているのでしょう。
一般の地下鉄へ降りる入り口は簡素な物です。
足元の悪い道を歩き始めました。
路面電車も走っていたのですね。今回始めてそれに気付きました。
パリの最後の日はデパートへ行っても見たのですが、特別に欲しい物も無く一日が過ぎていきました。後は夕方ドゴール空港へ向かい帰国の途につくだけです。
この年になると昨日のことは忘れる事がありますが、昔の事だけは良く憶えています。(笑)
お聞きするところによると25年前花咲爺さんご夫婦が辿られた道筋を再び私達がトレースしたようです。
当時とあまり変わっていませんでしたか?
その間パリには2日間滞在し、市内観光(エッフェル塔、ノートルダム寺院、オペラ座、モンマルトルの丘、凱旋門、ルーブル美術館)や、オプションで「ディナー付きセーヌ川船下り」、「ベルサイユ宮殿」を見て廻りました。
今回 F'Trackさんが行かれたモン・サン・ミシェルには、全く行っていません。よって、道中の風景やモン・サン・ミシェル内部の写真などは始めて見るもので、興味深く拝見しました。
ただ、ドーバー海峡からパリまでのバスでの移動や、パリからジュネーブまでの新幹線では、フランスの風景を長時間堪能(?)しました。
今回パリ市内の施設や風景の写真も、沢山見せてもらいましたが、四半世紀前と何も変わった様子はありませんでした。街全体が世界遺産にしてもいいぐらい歴史のある所ですから、20数年で変わるのもおかしな物ですよね。
私達が25年前に行った時は今回よりはるかにましで いろいろな所へのんびりと行く事ができました。ドーバー海峡も渡りましたが飛行機でひとっ飛び、花咲爺さんたちのような楽しさを味わう事はありませんでした。
思い出せば四半世紀も昔の事ですよね。私共にとってもあの旅は懐かしく、機会があれば同時期を旅された方の思い出話などとても興味があります。出来る事ならばそちらのブログで、もし気が向きましたらご紹介下さい。決して無理にはとは申しません。