New F'Track

★このブログは、私の長年の夢を叶える過程を記録してきましたが、
2007年5月末に思いを実現する事ができました。

副産物

2010年05月24日 00時23分26秒 | 庭園鉄道
最初の写真は ちょっと動きが気持ち悪いのですが 勘弁してください。本来ムービングファイルにすべきところでしたが手抜きをしてしまいました。
さて、カブースのランタンで悩んでいた時 一時は点滅させた尾灯の事まで考えていました。でも現代の車両でもあるまいし当時はオイルをたいてランタンをともしていたのですから どう考えてもおかしい。そして前記事のような解決策を取りました。
そして残った試作品がこれです。LEDの点滅を実現する電気回路で、全てありあわせの物で試作しました。いつかはこの点滅灯を使って何か面白い物を作って見たいと思っています。

こんな物、構成をご紹介しても何の足しにもならないでしょうが一応形だけ載せて見ます。
まずLEDを点滅させる回路の本体ですが、既製品で私にとって回路はブラックボックスです。だいぶ以前カー用品の売り場で見つけ 面白そうだと買い求めた物が手元に転がっていました。写真ではゴキブリの卵のような黒くて楕円を伸ばしたような形をした物がそれです。真ん中に調整ボリュームがあり点滅回数目安は毎分40回から200回まで調節できます。メーカーは株式会社ワコーで、品番:SG-108点減キットとなっていました。これに抵抗を付けない通常のLEDを繋ぐ事ができ4個までのLEDの接続が可能だと書いてありました。当然この製品は車用ですから、入力はDC12Vです。

次に基板は バラック用サンハヤトのおなじみの蛇の目です。
車両搭載を考えると線路からの入力は極性が定まらないので まずブリッジダイオードで極性を一定に保ちます。そして其処に電解コンデンサーと抵抗を入れてあります。電解コンデンサーは25V 2200μF、抵抗は2kΩですが、こんなに耐圧の大きな物を使う必要はまったくありません。ジャンク箱の中には適当な物がこれしかありませんでした。
そして三端子レギュレーターと言うある範囲の入力に対し常に一定の12Vを出力をする役目をになう部品す。7812CTと言う物で、三本足の左から+入力、真ん中が、+、-共通の-、右側が+出力となります。本来いこの回路はもっと丁寧に対処しなければならないのですが 例によって手抜きです。この三端子レギュレーターは正確には忘れましたが12Vより少し大目の電圧から多分20Vちょっと迄の入力で 出力が12V一定となりますが、私の実験の結果では入力が10Vをかなり切っても一応動作はしてくれました。

次の写真はバラック基板の裏側です。電気工作の技術レベルが解ってしまいます。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすが、お師匠さん! (花咲爺さん)
2010-05-27 00:27:28
暫らくご無沙汰していましたが、その間に色々小工作をされていますね。その中でもこのスレッドの電気細工は、私に電気の知識が無いだけに、流石だなと感心させられます。
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Re: さすが、お師匠さん! (F'Track)
2010-05-27 11:23:29
花咲爺さん、そろそろお師匠さんと言うのはやめにしませんか。私にも電気知識はほとんど無く、全て既製品や既成技術を組み合わせた物ばかりで まったくオリジナルではありません。ただ市場に出回っている商品の種類や機能に常にアンテナを張っているだけです。

ところでしばらくご無沙汰でしたね。いろいろおありになるのでしょうから仕方の無い事ですが、今回そちらのブログで、凸電の新規製作の計画を削除されてしまったのには驚きました。急に大きく計画変更されたのでしょうか。あの記事の計画を練る手法には頭が下がりました。
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凸電を作る夢は捨ててはいません。 (花咲爺さん)
2010-05-28 00:48:33
凸電の新規製作の計画は、現在も捨ててはいません。
「山の会」の遠征登山や何やらで、暫らく留守にするためブログが更新できないので、今私が最も気に入っている写真を再度ブログのトップに置いときたかっただけの事です。 「三車揃い踏み」の写真がそうです。
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