この車両の情報をすっかりなくしてしまいました。購入当時はずいぶん実在の鉄道車両情報を追いかけたのですが、現在全く頭に残っていません。確か大きな鉄道と乗り入れをする場所で入れ替えの為に働いていた車両だったと思います。そのため連結器の高さを本線用と森林鉄道用に切り替える必要があり、油圧式のカプラー高さ調整機構を前後に備えています。
ご覧のように2軸なので、模型の小半径レールにとてもよく似合います。私はこれを当初庭園鉄道用に購入しました。シンプルなつくりで とてもよく働いてくれたのですが、今はその線路も苔むしてしまいました。暖かくなったら再開しようと昨年も同じ事を思っていました。現在はロフトレイアウトに席を置いているはずなのですが出番はほとんどありません。今日の分の原稿の元を探そうとロフトレイアウトに登って、この車両を見つけました。とりあえず机の上で弄繰り回し、又レイアウトに戻したのが今日の写真です。
裏をひっくり返すとMTSレディーとなっていました。我家のレイアウトではまったく関係ありませんが。
やはり森林鉄道に一番似合います。
後ろに見える本線のレールはR5と言われるもので、LGB システムの中では回転半径が一番大きいのですが、この小さなR1と比べると そのコンパクトぶりが良く解ります。
小さな木製橋の所へやってきました。
ロフトレイアウトの中では最内周を走っているR1ですが、ほんの僅かな高低差をつけて、トンネルもあるので景色は富んでいます。
うちの凸電と同じように構内で入れ替え用に使われてたのでしょうか? いうなれば縁の下の力持ちですね。
今回、ディーゼル機関車以上に目を奪われたのは、涸れ川に架かる丸太の道床(?)でした。とても手の込んだ造りで、一瞬本物と思ってしまうような出来でした。
モデラーとしての腕と、デザイナーとしてのセンスが滲み出ていました。
いきさつはともあれ私はそれを作るのに本当に楽しみました。堅苦しいスケールや実物に似せる事は端から考えず、ただたっだ製作を楽しみました。そんな結果が花咲爺さんに認められたとしたら この上ないラッキーです。
ただ模型人を持ち上げるのはほどほどにしないと、この趣味を持つ者はほとんど決まって舞い上がってしまいます。
私もご多分に漏れずとても嬉しい思いを味わってしまいました。
自分としては「気動車」と書いたつもりが、「軌道者」になっていました。
読み返せば直ぐに気付くミスなのに、読み返そうとしないこの性分は、死ぬまで変わらないかもしれません。
ちゃんと意味は読み取っていますよ。このブログの制作者である私の方が何倍も慌て物です。そんな事とうに解っている事でしょうが、あまり気になさらないでください。