帰国も間近になった頃、Mr.Bedrockのご家族から一通のメールが入りました。
未だ日本に上陸したばかりで銀座の何がしかにしか置いていないと言うドーナツのお土産を要請するものでした。 私も留守宅への土産物に困っていた折でしたので、それを買いに行く話しにすぐに乗り、早速ドーナツを2箱買う事となりました。
こんなに嵩張った華奢な箱の物をどのようにして日本に持ち帰るか少し悩みましたが、意を決しトランクの開きスペースに収める事にしましたが、 結果はご覧の通りで多少箱の変形はありましたが、内容物に不具合はありませんでした。このように沢山の(二箱で12個入り)ドーナツを誰が食べるのかと心配しましたが、一夜明けた状態はご覧のようになっていました。
ところで、アメリカ人、特に低所得層の人々はこのようなファーストフードの食べ物を良く食べ、皆子供の頃から肥満になるようでした。これらの食べ物は手近な町にあり、値段もかなり安いからだそうで、2ダース買っても$6ちょっとだったと思います。
金持ち層は、ほとんど彼ら専用のお店から高価な野菜を多量に手に入れることができるので肥満に悩まされる事は少なかったはずです。
もっとひどい事には、アメリカの医療費は世界有数の高額ですが、当然貧乏人は満足に病気の治療も受けられず、金持ちは最先端の医療を独占していました。このような格差社会がアメリカの一面をなしているのです。
結果としてできてしまった格差社会が良い事なのか、悪い事なのか私には即答できませんが、少なくても社会のひずみの一要素になっていると思われます。
旅行者にとって怖いアメリカの印象が出来上がってしまったのです。
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