ランタンと、綿の実とトランペット。何処からかデキシーランドジャズの音色が聞こえてきそうです。私はこんな物にも目が向いていました。
手を真っ赤に染めながら 腰をかがめて綿つみをする 黒人奴隷のおばあさん。薄暗いランプの光に照らされたバンジョウやトランペットの輝き。・・・・・・・・・・・・そんな素朴な時代のアメリカが好きです。綿つみは 想像以上の過酷な労働で、そんな苦しみと 質素に生活を照らした光が 現代人の生活にはすっかり欠けてしまったのでしょう。
部屋の味気ない蛍光灯に浮かぶ壁飾りを そんな目で見ていました。
消防自動車と私を結びつける物は何なのでしょう。あの勇ましい姿なのか、命をかけて人々の生活を守る 奉仕清心なのか、それとも単なる子供心と同じに心を惹かれるだけの対象物なのでしょうか。
朽ち果てそうな消防自動車と、摩天楼は結びつかないような気もしますが、どういう訳か同じレベルで心に留まっています。夜のニューヨークのホテルで聞いた騒がしいサイレンの音と、真っ黒な空に聳え立つ明かりの点の羅列から その共通項を見つけたのかもしれません。
街中からハイウエイに出ると コンボイが縦横無尽に走っています。
何処までも道と並行して走る鉄道線路を横目に、長旅は続くのですが、時々息抜きの給油所に足を止め、一時の憩いを求めるのです。
時間を忘れてしまうほど何処までとなく続くハイウエイを駆け抜け、やっと自宅にたどり着くと憩いの一時が待っているはずです。
この子供用のバイオリンは、私が小学生の頃実際にひいていた物でした。あの時の練習はきつかったなあ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コーラの飲みかすの缶を集めておもちゃ作りなんていう 現代人が忘れそうな時間を取り戻したいです。
私はこれを嫌味で言っている訳ではありません。 F'Trackさんのブログから感じ取れる教養の広さ、深さ、センスの良さ、やはり育ちから来る何かが違うんだな~ァと思います。
ブログの本題から逸れたコメントばかりしてご免なさい。
人を簡単に乗せてはいけないのですよ。確かに私は子供時代、本当に恵まれていました。その付けが回って、大人になってから ずいぶん苦しみ、今ではじっとおとなしくしています。
でも一生の内 一度でも恵まれた時代を過ごすと、夢だけは大きく広げる事ができます。このブログのテーマ、「夢の実現」だって 過去のそんな出来事が実現させてくれたのかもしれません。
花咲爺さんの所は、素晴らしいお子様にも恵まれ 今の時代が、人生を謳歌しているのではないでしょうか。人それぞれだと思います。
従って、私は今の生活に ちっとも不満を持っていません。人に言わせれば、色々ありますが、私本人としては心からの正直な気持ちです。
コークの空き缶で作成されたヘリ。
いい感じですね。
時代が変わり、自分で考えながら工作すること
が極端に少なくなりましたね。
ネットで調べればすぐ情報が入りやすくなって、
大人も子供も考えなくなりました。
由々しき事態です。
本を読み、行間を読む、そういう訓練が
極端に少なくなりました。
何でも良いのですが、バーチャルな世界ではなく
実際に手足と頭を使う事に充分な時間を
あてるような社会に戻すべきです。
あまりにも効率、、効率、、と言いつつ、
全人を駄目にしてきているようです。
あ、関係ない話になってしまいました。
色々耳の痛い話ですね。現代っ子ばかりでなく私自身にもそんな傾向が見られそうです。
>実際に手足と頭を使う事に充分な時間を あてるような社会に戻すべきです。
全くそのとおりですね。自分の手先を使った感覚は長期間心に残り、後に使い回しができますが、バーチャルに得た情報は時間と共に簡単に消えうせてしまうのでしょう。
ところでコカコーラ缶製のヘリコプター 種を明かすと私が作ったものではありません。ふと店頭で見つけ買い求めた物でした。