ドイツ南部、バーデン=ヴュルテンベルク州とラインラント=プファルツ州で番組を
放送している南西ドイツ放送(SWR)。
ここで、クラシック音楽やジャズ、文化・芸術関係番組を放送しているのが
SWR 2です。
この局は、SWFとSDRという2つの局が合併してSWRとして発足しました。このためか、
SWR傘下のオーケストラは、バーデンバーデン・フライブルクSWR交響楽団(バーデンバーデン)、シュトゥットガルト放送交響楽団(シュトゥットガルト)、SWR放送管弦楽団(カイザースラウテルン)と、3つもあります。
バーデンバーデンのほうは「南西ドイツ放送交響楽団」と日本では呼ばれてきた楽団で、ミヒャエル・ギーレンとのコンビでの演奏が有名です。私も二十数年前、このコンビでマーラーなどをよく聴き、先鋭的で非常に個性的な演奏の数々に魅了されたものです。
またシュトゥットガルトの方もチェリビダッケと共演した演奏が以前からかなり有名
だったし、ジャンルイジ・ジェルメッティが主席指揮者だったときの来日公演で実演
にも接しましたので、その高い実力を認めるとともに親しみも持っていました。
それ以来、「南西ドイツ放送をリアルタイムで聴きたい!」という願いを、ほとんど
無理!と思いながらも持ち続けていました。
とてつもなく離れたかなたの欧州の放送が、インターネット経由でリアルタイムで
聴けるという、二十数年前にはおよそ考えもしなかったことが、数年前からかなり
しっかりと使えるようになってきました。ドイツでも北ドイツ放送(NDR)や今の
ベルリン・ブランデンブルク放送(RBB)がかなり早くからやっていましたが、南西
ドイツ放送は、ポピュラー音楽やニュースなどを流すチャンネル以外は、特にSWR 2
は時折何かの企画の一環などで流す以外、インターネット経由の放送は行っていませ
んでした。
それでも、ここ数年は、約3カ月おきにホームページを見て、放送を始めてないか
確認していました。
そして、本日。この夏以来久々にSWR 2のホームページ http://www.swr.de/swr2 を
見てみると、何と、インターネット経由での放送を始めていました!
今回は恒久的に放送を聴くことができそうです。
ちなみに聴き方は、上記URLで開くページの左端の項目の一番下くらいにある
「SWR2 Webradio einschalten」という項目をクリックすると、ポップアップが
開きます。(ブラウザの設定で「ポップアップを有効にする」にしておく必要があり
ます。)
SWRはリアルプレーヤーまたはウィンドウズメディアプレーヤーで聴けます。
ポップアップの中に、そのどちらかを選ぶ項目と、放送局のフォーマットに組み込まれた形でプレーヤーを立ち上げて聴くか、普通にプレーヤー単体を立ち上げて聴くか
を選択するボタンがありますので、自分が好きな条件をクリックして選びます。
そして、ポップアップの一番下にある「Player starten」をクリックしたら、自分が
選択した条件でプレーヤーが立ち上がり、放送を聴けます。
転送レートは、リアルが44kbps、メディアプレーヤーが40kbpsです。音質は96kbps
位ある局に比べると劣りますが、ステレオ感や音の鮮明さはまずまずで、十分鑑賞に
耐えるものだと思います。
番組表はホームページで以前から見ていたのですが、上記3つの傘下の楽団の演奏が
頻繁にかかります。
日本時間でいうと21:00-23:00頃、午前3:00-5:00頃、午前6:00-8:00頃によくかかるようです。午前3:00-5:00頃は向こうでは夜のゴールデンタイムなので、生中継は
この時間帯が多いです。
次週から、この南西ドイツ放送のSWR 2も、週末の番組紹介でとりあげます。
ギーレンや、ノリントン、ツェンダーの指揮した演奏、日本ではほとんど知られて
いないカイザースラウテルンの放送管弦楽団の演奏などもご紹介できると思います。
放送している南西ドイツ放送(SWR)。
ここで、クラシック音楽やジャズ、文化・芸術関係番組を放送しているのが
SWR 2です。
この局は、SWFとSDRという2つの局が合併してSWRとして発足しました。このためか、
SWR傘下のオーケストラは、バーデンバーデン・フライブルクSWR交響楽団(バーデンバーデン)、シュトゥットガルト放送交響楽団(シュトゥットガルト)、SWR放送管弦楽団(カイザースラウテルン)と、3つもあります。
バーデンバーデンのほうは「南西ドイツ放送交響楽団」と日本では呼ばれてきた楽団で、ミヒャエル・ギーレンとのコンビでの演奏が有名です。私も二十数年前、このコンビでマーラーなどをよく聴き、先鋭的で非常に個性的な演奏の数々に魅了されたものです。
またシュトゥットガルトの方もチェリビダッケと共演した演奏が以前からかなり有名
だったし、ジャンルイジ・ジェルメッティが主席指揮者だったときの来日公演で実演
にも接しましたので、その高い実力を認めるとともに親しみも持っていました。
それ以来、「南西ドイツ放送をリアルタイムで聴きたい!」という願いを、ほとんど
無理!と思いながらも持ち続けていました。
とてつもなく離れたかなたの欧州の放送が、インターネット経由でリアルタイムで
聴けるという、二十数年前にはおよそ考えもしなかったことが、数年前からかなり
しっかりと使えるようになってきました。ドイツでも北ドイツ放送(NDR)や今の
ベルリン・ブランデンブルク放送(RBB)がかなり早くからやっていましたが、南西
ドイツ放送は、ポピュラー音楽やニュースなどを流すチャンネル以外は、特にSWR 2
は時折何かの企画の一環などで流す以外、インターネット経由の放送は行っていませ
んでした。
それでも、ここ数年は、約3カ月おきにホームページを見て、放送を始めてないか
確認していました。
そして、本日。この夏以来久々にSWR 2のホームページ http://www.swr.de/swr2 を
見てみると、何と、インターネット経由での放送を始めていました!
今回は恒久的に放送を聴くことができそうです。
ちなみに聴き方は、上記URLで開くページの左端の項目の一番下くらいにある
「SWR2 Webradio einschalten」という項目をクリックすると、ポップアップが
開きます。(ブラウザの設定で「ポップアップを有効にする」にしておく必要があり
ます。)
SWRはリアルプレーヤーまたはウィンドウズメディアプレーヤーで聴けます。
ポップアップの中に、そのどちらかを選ぶ項目と、放送局のフォーマットに組み込まれた形でプレーヤーを立ち上げて聴くか、普通にプレーヤー単体を立ち上げて聴くか
を選択するボタンがありますので、自分が好きな条件をクリックして選びます。
そして、ポップアップの一番下にある「Player starten」をクリックしたら、自分が
選択した条件でプレーヤーが立ち上がり、放送を聴けます。
転送レートは、リアルが44kbps、メディアプレーヤーが40kbpsです。音質は96kbps
位ある局に比べると劣りますが、ステレオ感や音の鮮明さはまずまずで、十分鑑賞に
耐えるものだと思います。
番組表はホームページで以前から見ていたのですが、上記3つの傘下の楽団の演奏が
頻繁にかかります。
日本時間でいうと21:00-23:00頃、午前3:00-5:00頃、午前6:00-8:00頃によくかかるようです。午前3:00-5:00頃は向こうでは夜のゴールデンタイムなので、生中継は
この時間帯が多いです。
次週から、この南西ドイツ放送のSWR 2も、週末の番組紹介でとりあげます。
ギーレンや、ノリントン、ツェンダーの指揮した演奏、日本ではほとんど知られて
いないカイザースラウテルンの放送管弦楽団の演奏などもご紹介できると思います。