夕べの雷（遠雷・雷火・はたた神）

今年も又ウチョウランが元気に咲いた 夕べの雷はみいは狂ってしまい、車の中で待機 みいを抱きながら私は平気で俳句を詠む 空は見事に真っ赤になって眺めていたのは・・私だけかな 遠雷に耳をピクピク小犬かな 雷火かな真っ赤に染めては又ひかる はたた神こわがる犬の半狂乱

梅雨・青田

真夜中の梅雨どしゃぶりに救急車 梅雨晴やガオガオと鳴くｏｏガラス 橋に立ち夕日伸びてる青田かな

酔仙翁（すいせんのう）

ビロ－ドに触れてみたくて酔仙翁 「うさぎの耳」と子供の頃からいってましたが「すいせんのう」と 言う名前だそうです。夏の季語ではありません。 この時期きれいに咲いているので・・・ 「仙翁花」（せんのうげ・ナデシコ科）と言う名前の花は秋の季語

梅雨入

梅雨に入り観音堂の静けさや 関東に梅雨前線の速まりぬ

十薬・風薫る

十薬や痛みこらえて車椅子 風薫る女五人の声高し

夏））明易し（短夜）・麦秋・虹

明易し一番鶏のコケコッオ－ 短夜の事　　*妻と浅蜊は厨に泣きぬ明やすし　　石原　八束 麦秋の平原をゆくミルクロ－リ－ 夕虹や遠く遠くへ信号機 虹立ちて誰ぞにと知らせたき