夏からすれば、日の出の時間がずいぶん遅くなりました。6時を過ぎても、外はどことなく暗いです。夏には4時前から?明るくなっていたのに。
朝起きて、外に新聞を取りに行くとき、星空がきれいに見えることがあります。時には月がまだ沈まずに、上にいることもあります。とてもきれいなんです。*個人の感想です。きれいさを保証するものではありません(笑)。
空気が澄んでいる分、はっきりと見えることが多いです。でもこんな日は、雲がない分とても冷え込んでいるので、きれいな星空をじっくり眺めるのは無理。ロマンチックより現実を優先です。
近所の同級生がダブルワークで新聞配達を始めたのが、いつからだったのか記憶にありません。夜中の2時を過ぎたころに、車が通りすぎる音を、夢うつつの中で何度か聞いたものでした。配達だけでなく、その前段の作業もしていたのだと思います。
除雪車が出動して、地区一帯を除雪していくのが、朝の5時ころ。その時間と相前後して、同級生は広い区域の配達をしていました。夏はまだしも、冬の大変さはどれほどだったろうと思うことがあります。でも彼は、多くの人が見ることのない素敵な星空を、何度見ていたのでしょう。冬に限らず、季節の巡りのこころ打つ光景をどれだけ目にしたことでしょう。
同級生から、そんな話を聞いたことはありません。同じようなことをしていたら、共通の話題として話せたでしょうが、少なくてもその頃まだ寝ている身としては、興味本位でそんなことを聞くのは、はばかられました。
その同級生が、配達をやめたのは3年前のこと。晩秋のことでした。雪の季節になる前、除雪のことは心配するな。おれにやらせてくれと言いました。そのことを話した帰り道。夕方で、あたりはすっかり暗くなっていました。空に向かって、おれたちまだ60だぞと言いながら泣けてきたのを、ついこの前のことのように思い出します。
今年の11月、一人が初めて口にしたのです。11月が命日だったねと。それで各自がぽつりぽつりと話すようになりました。悲しく寂しいのに変りはありませんが、同じ悲しみを分かち合える友がいて救われたような気がします。
12月から冬の配達、これから又寒くなる予報が出ています。毎年の豪雪の中での配達は、こちらでは想像もつかないほど大変だと思います。どうぞ安全に気をつけて、無事にお仕事が終わりますように祈っています。私もあちこち身体に不調が出てきて、健康の大切さを実感する毎日です。まだしばらくは元気で頑張りたいので、健康第一で生活しています。オリザさんもお元気で過ごされますようご自愛くださいませ(*^^*)ノ
そして、お気遣いもありがとうございます。「冬来たりなば春遠からじ」と思い、日々を過ごそうと思っています。