小木曽です。
先日、郡上大和のどぶろくまつり5周年記念イベントに参加した帰り、
道の駅でこんな物を購入しました。
郡上のお米で作った、米麹です。
ご家庭で勝手にどぶろくを作るのは、
密造に当たる為絶対にダメですが、(2013年11月現在)
アルコールを含まない甘酒なら、手軽に作ることができます。
今日は、これからの寒い季節にお勧めしたい、甘酒作りを紹介します。
1 お粥を作る
一合分のご飯に、
水を加えて煮込み、おかゆを作ります。
糊状にドロドロになったら火を止め、あら熱をとります。
2 麹を投入
良くほぐした米麹を入れます。
この麹の働きで、
お米のデンプンが分解され、糖に変わります。
麹を入れてかき混ぜるとすぐに、
ドロドロだったお粥が水っぽくなってきます。
早くも糖化が始まっています。
3 保温(糖化)
麹を混ぜたお粥を炊飯ジャーに移し、
保温状態で一晩待ちます。
ジャーの温度が高くなり過ぎると、麹菌が死んでしまい甘くなりません。
その場合は、ときどきかき混ぜて冷ますようにしてください。
(コタツ等で保温しても、もちろんOKです。)
そして10時間後、
ふたを開けると。甘酒の良い匂いが。
乳白色の液体と、ご飯の粒々に分離しています。
元がお粥だったとは思えないほど、甘くなりました。
甘味が足りないようなら、少し冷ましながら、
もうしばらく保温して、糖化させます。
4 煮沸
十分に甘くなったら、鍋に移し、
煮立たせない程度に火を通し、発酵を止めます。
水、お湯で濃さを調節し、
お好みでショウガなどを加えて、完成です。
良く冷やしてお風呂上りに飲むのも、お勧めです。
冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使いきってください。
おまけ
米の他にも、デンプンを含むものなら、
同じ方法で甘酒になります。
こちらは、サツマイモで作った甘酒。
焼き芋の様な香りと濃い甘みで、
甘酒が苦手な方にも、お勧めしたい一品です。
カボチャなども、美味しい甘酒が作れそうです。