今、美文字ブーム。若いころ書道教室に通っていた頃は、まさかこのような時代がくるとは思ってもいなかった。師範までいただいたが、そう気にも留めないでいた。
通っていた書道教室の先生は、先生自身が人のお手本のような方だった。今でも墨の香りがすると、先生の美文字が生まれる瞬間を思い出す。雲の上でも筆を握っていらっしゃるかしら・・・
よく「書は人なり」「書は心画なり」「心正しければ則ち筆正し」と言われる。そう思えばそうだが、少し前までは個性的な書が芸術的と自分でも信じ、利き手でない方の手で書いたりして味のある字をさがした時もあった。
「美文字は十難隠す?」と信じて、せっせ ^_^;
梅雨空の中休み、我が家の筆達も虫干し