音楽療法士でこぼこ生活

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音楽療法 ネタ第二弾

2007-04-27 14:14:50 | ネタ
今日は、誰にでも出来る体操?です。

これは、地域のお年寄りや、障害を持った子どもたちや、私がやっている児童合唱団など、ありとあらゆる所でやっていますが、どこでも盛り上がります。

おそらく、よく知られている動きなのですが・・・

基本は自分の肩を反対側の手でたたく動作で、
歌いながら、片方8回、反対側8回、次は左右4回ずつ、次は左右2回ずつ、最後は左右1回ずつ、そして手拍子1回 です

このサイズに合う曲なら何でも良いのですが、
私はお年寄りは「隣組」、児童は「線路はつづくよどこまでも」「ドレミの歌」、お母さんは「鉄腕アトム」なんかでやっています。

参加者が知っている歌でないと、動きそのものに集中出来ないので

バリエーションは、いくつでも考えられると思いますが、

お年寄りなどは座ったまま(椅子でも床でも)、横に並ぶか、
円になって、肩をたたく動作を隣の人のひざをたたく動作にかえます。
両手で隣の方の両膝までグッーと身体を横に曲げてやります。
この時は必ず左右どちらから始めるか決めておかないと頭がごっつん
しますのでご注意下さい
歌いながらやるのですが、最後辺りで、わからなくなる人が出てきて、
いつも大笑いです
たいてい、1回目ゆっくりやって、二回目スピードを上げてあって、
少々息も切らしながら、しばらく大笑いします

児童やお母さんなど元気な方は、円か横一列に立って並んで、
同じ横方向に向き(汽車ごっこのように)前の人の肩を8回たたき、次は
後ろを向いて、さっきは後ろだったけど、今は前になった人
の肩を8回たたき・・・・最後は前一回、後ろ一回やって、(円の時は)中央を向いて、(横一列の時は)前を向いて手拍子1回です
運動量も多く、早くやると最後はめちゃくちゃですが
これまた大笑いです

「隣組」は二番まで(又は1番を二回繰り返す)、その他の曲は1曲で
2回繰り返すことになります。
たいてい、1回目が終わると笑ったり、しゃべったりされるのですが、
「まだまだ、もう一回続いてますよ」と言うと笑いながら、あわてて
また始められるので、終わったときの笑いも二倍になります

子どもでは、これをウサギ跳びのようにしゃがんでやったこともあります
(ここまで来ると音楽療法ではなく、トレーニングみたいですが)

小学校でやったときに、他の活動には全く参加しなかった保健室登校の子が
お母さんとつながって、初めは堅い表情で動きも堅かったですが、
あっちこっち向いてやっているうちに、最後は笑顔でした。

この動きは、一人だけ「知らんぷり」が出来ないので、
知らない人とでも(強引に)いつの間にか、
ふれあうことができます。

最近は手をつながるのをいやがる子が結構多いので集まりの始めに
やるとその後の活動がやりやすくなります。

また、障害のある子は障害にもよりますが、他人の中に入れない子などは
大人を間に挟むとうまくいったりします。

くれぐれも、完璧にしようと何度も練習などしないで下さいね
説明は少なく、とにかくみんなでゆっくりやってみて、内容が理解できたら、
少し早くやって、ふれ合ってもらって、自信をつけてもらって、
そしてすごく早くやってめちゃくちゃになって、大笑いして終わり







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