東武に乗って館林に行ってみた。
駅前から案内板に沿って街歩きをすると、由緒ありそうなところを経由しながら、つつじが岡公園にたどり着くことができる。
毛塚記念館は分福酒造の本店だが、さすがに酒蔵は別のところにある。今の時期は茂林寺の駐車場に移動店舗を出しているから帰りにそこで買えば荷物を抱えて歩かなくて済む。
外池商店も江戸時代は造り酒屋だったんだとか。その後、味噌醤油の製造を行ったようだから、醸造屋といったところか。
まあしかし見どころはやはり見番だろう。外から眺めるだけだけど。
青龍の井戸。駅前の井戸を竜の井というから、水脈を龍に例えているのかもしれない。
そして、その間の造り酒屋もかつてはその地所の井戸から取水してたはずだから、このあたりは良質な水が豊富な地区だったのに違いない。
城下町とかにありがちな道の曲がりと昭和な建物の組み合わせが素晴らしい。
豪農の長屋門の木材を活用して新しく作った長屋門らしい。
武家屋敷の一角にあった長屋門。先ほどのものとは様式が異なるようだが、こちらはもともとこの地にあったものらしい。
この武家屋敷は旧館林藩士住宅を移設したもの。この造りだと長屋門ではなく生け垣のほうが似合うんじゃなかろうか。
住宅内部ものぞき込むことができる。
そうこうしてると城跡についた。
躑躅もだけど、そろそろ鯉のぼりの季節だろう。
川沿いをのんびり歩いてつつじが岡公園へ。
つつじの時期は有料エリアとなるけど維持管理を考えれば安いものだろう。
見ごろの木もあるけど全体としてはまだ早いのかな。G.W.では遅いだろうし、来週あたりがいいのかも。
今の時期はヤマツツジなのかな。人の背丈ほどもある立派なツツジだ。
もう少し経つと今の蕾が花開くとともに、地面も落ちた花で赤く染まるのだ。
乙女心は早くも散り気味のようだ。
デジカメのメモリが満了になってしまったので多くは撮れなかった。
来た道を引き返すのは性に合わないから、ぶらぶら歩いて茂林寺へ。
湿原の遊歩道なんかもあって面白い。
分福酒造が出張販売をしているのを目の片隅でチェックして門をくぐる。
茂林寺駅から東武で帰宅。