カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1868 「映画 目かくし』 大阪 なんば大劇場の残り香

2017年09月30日 | 日記





 『クラウディア・カルディナーレ』 2017年9月






何故、全く覚えてないに等しい映画を紹介するかと云うと、この映画は、かの 『なんば大劇場』で公開された作品だからなの。

チラシを貰って劇場に入ったのは憶えてるんだけど映画の中身が、皆目、行方不明だよ。

『目かくし』 1965年のアメリカ映画、其のチラシが残ってたのでスキャンして公開しておきます。(下2~3枚目)













『目かくし』 1965年のアメリカ映画






 
精神科医のロック・ハドソン博士は、国家保安局の要請で理論物理学者の治療を行う。だが、その場所は一切明かされず、

毎夜、目隠しされたまま古い館へ連れていかれる。ある日、ロック・ハドソンは、クラウディア・カルディナーレと知り合う。

彼女はくだんの学者の妹で兄の容態を心配し彼に接近してきたのだ。





そして今度はCIAを名乗るひとりの男が現れ、ロック・ハドソンの行為は国家反逆罪に加担するものだと告げる……。

ニューヨークからフロリダの湿地帯まで展開するロマンティック・スリラーと、いわれてもねえ? かすりもしない。

たしか、ロック・ハドソンは、此の映画の後かね? 役者では最初のエイズ患って死んだはずだよ。





男前だったけどオカマだったのかね? アッ、違ったね、まだまだ生きてたんだね、ゴメン 「勝手に殺すな」 

1985年にAIDSを発症後、同性愛者であることを公にして同年他界とある。59歳か、若死にだね。

綺麗な女性、選り取り見取りの身に在って、なんで、臭い男を追いかけねばならん? 解せん。「げせんって古いんとちゃうか?」





最初の女が悪かったのかも知れん。「ホンマかよ?」 ロック・ハドソンはナイーブだったんだよ。ザクッと傷つけられたんかねえ?

「そんなので女を見切って男に甘えるか?」 オレなんか、うちの婆にどれだけ心ズタズタにされてることか。

いつもオロナイン軟膏飲んでるよ。 「そんなもん飲むなっ」  オレの場合は、独りになりたいと思うけどね、コリゴリだよ。














『なんば大劇場で公開というところに価値がある』  日本公開は1966年  映画 「目かくし」は? オレとしては、どうでもええ 











『目かくし』  思うに映画観賞券を貰ったか何かだね? 此の年頃のオレは西部劇か戦争映画でないと映画として認めなかった








此の頃は、クラウディア・カルディナーレが人気があった。映画雑誌見開いたら彼女の写真ばかりだったように思うよ。

そういう星の元に生まれ出て世界中に自分の存在を知らしめてお金に埋もれて優雅な人生を送ったんだろうね。

沢山の映画に出てたけど、オレは観た覚えはないように思う。『ブーベの恋人』のサントラはラジオで毎度のように耳にしてた。





当時のイタリア映画独特の鬱陶しさが印象に残ってる。なんだろうかね、なんかふてぶてしさが漂う女性だったように感じてた。

「ええ印象ではないのか?」 悪い印象じゃなかったよ、個性的だったのかねえ?

世界中に通用する名だたる女優の中で一枚看板張るんだから、強烈に個性的でなければ陰に隠れてしまう。太陽が似合う娘だったね。














『目かくし』 1965年のアメリカ映画








押入れから引っ張り出した箱から昔の映画のチラシが出て来た。昔は、汚れてない真っ新(さら)を大事にしてたね。

でも、今となると当時の上映映画館を偲ばせるゴム印とか日付とかが無造作に打たれているほうが価値あるように思えるよ。

当時の様子や匂いなんてのが蘇るように感じ取れる。昔懐かしい写真を探して駄文に勝手に貼りまくってるけど、





どうにも探し当てられないものもある。そうなると、それに関連したものでもいいからと枠を広げて漁るんだね。

灯台下暗しで見つけた僅かなチラシが当時を思い出させてくれる。話のネタも引きずって机の上に広がって救ってくれるよ。

今となっては、どうにもならんことを未練たらしく振り返っても詮方ないから捨てた映画のチラシや広告の切り抜きの山は忘れた。


 


今、僅かに残ってるものを、此の駄文のページに貼って、日の目を見ずに灰になったであろう20年程の想いの山を慰めてやろう。












『goo の編集欄に貼られた CM 写真なんだけど、此れは、何してんだろうかね?』 「駄文に関係ないだろ?」






今日は、いい天気だねえ。日中はまだ暑く感じるけど日が落ちて暗くなってくると気温が下がり出して秋深しの感があるね。

昨日は、散歩行かなかった、なんでかね? 「そんなもん知るか」 昨日のこともあっさり忘れる今日この頃。

「緊張感が抜けておるんだろうが」 自分に必要としないことはゴミ箱へ捨てて脳味噌の僅かな許容を維持して生きて来た。





隣の奥さんは 「痴呆にならんといてや」と、心配してるようでもない、「面倒めえへんで」と、警告してる。

「隣の奥さんって誰や?」 古女房だよ。ホンマにね、互いが認め合う別居生活が成り立ってる。この点は、すこぶる快適。

一日中、話しもせずまま次の朝が来るようなもんだよ。隣の奥さんが何してようが気にもとめないでオレはオレで忙しい。





「何して忙しいねん?」 オレはね、いつも頭の中が忙しいんだよ。「聞きようでは、えらい知的ではないか?」 どうなと聞いて。

謂わば、頭の中の肉体労働者と云うべきかね。賢い奴など足元にも及ばん愚かしさと云うべきかね?

笑ってしまう痴的を漂わした男だよ。 「知的じゃなくて痴的なんか?」 端的に表せばそう云うべきだろね、あっははは。





そうだね、自分が自分とは思えない自分というか、「痴的やね」 自分が解らないと云うのが、今の自分だと思うよ。「病院行くか?」













『目かくし』 1965年のアメリカ映画  ロック・ハドソン  クラウディア・カルディナーレ







オレはね、根っこが深くて太く在ると思う時がある。感触に過ぎない話だよ。地面からは枯れたような細い芽しか出ないんだけどね。

オレは、地中に向かって成長する木のように思えるんだよ。へそ曲がりの木だよ。

埋もれたままに枯れ果てるか、まかり間違って遅まきに地面を割って芽が吹き出して太い幹に育つか、SF映画のようなもんだよ。





「なんで、今の話がSF映画に繋がる?」 じゃ、おとぎ話かな? 「おちょくってんかっ?」 人は、誰しも明日は見えないってことさ。


































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