9月20日
長いことツタヤに行ってないなあ。そろそろ覗きにいこうかな。観たいなあって思ってた映画が棚に並んでんだろうなあ。
「何が観たい?」 みんな忘れたよ。「なんやねん」 忘れんように、このブログの中にズラっとメモっておいたけど何回目に書いたかも忘れたよ。
ツタヤへ行って、棚に並んだヤツを見たら、少しは思い出すと思うよ。今度の土曜の夜にでも覗きに行くか。
バタバタさせられて、気に病んでたことも、なにかしら向こうが見えてきたような感じだし息を抜きたいね。
次の休みには、やっぱり、スラックスのオーダーメードを、もう一本頼みに行こう。「ランクを上げてか?」 そう度々じゃないんだからね。
「ブレザーは?」 これはだね、オレの歳からしたら一生ものだから、しっかりした服屋さんで拵えて貰うよ。一張羅だよ。
「しかし、おまえって服にしても何にしても欲求が少ないね」 少ないね、あまり、外界に興味が無いからだろうね。しょうもない。
衣服は、気に入ったものが数点あれば何年でも着てるよ。10年着ても平気だよ。大事にするから経たらないよ。
それより、オレは下着とかワイシャツ、靴下なんかをダースで揃えておきたい欲求が強いよ。自分で買いに行かないから、今は人任せだけどね。
自分で揃えるようになったら、まず、此れを実践したいね。「流行って意識にないの?」 男がか? そんなのは、金持ってる奴に任せとけばいいんだよ。
今日も残業で遅くなった。そろそろだねって思ってたら高2の男子二人が、「★★ちゃん、遅くまで居てるな」って覗いてる。
お化け屋敷の話やら、肝試しの話やら、映画のリングの貞子の話やらで大笑いしたよ。こいつら、相手にしてたらホンマにおもろいわ。
片方は鈍感で、もう一方は怖がりで、鈍感な奴を怖がらそうと、いろんな話しを持ち出すんだけど、やっぱり鈍感なままなんだね。
其のぶん、怖がりなほうはホンマにビビリ出してる。「★★ちゃん、もうええわあ~」 よし、今日は有意義な話しだったよ。「どこがやねん」
「★★ちゃん、ソロソロ帰るわ」 おう、じゃまたな。「★★ちゃん、出てきよるぞお~」なんて云って帰って行ったよ。
時間も回っちゃったよ。帰る支度しながら、ふっと窓を見ると、じっと、女の人が、此方を見て立っている。ギクッ、吃驚したあ。
一声かけてから立ってよ~。近所の奥さんだね。ちょっと、世間話で相手になったらご機嫌で帰られたよ。オレは、一杯呑み屋のおっさんかよ?
朝夕は、もう秋だね、暗くなるのも早くなって涼しくなったもんだよ。長袖着てる人が多いね。ちょうど、こんなぐらいの時期だったかねえ。
昔、倉庫で肉体労働やってた頃、会社がはけたら同僚が誘うので、駅までの道で営業してる養老の滝ってお店に、よく通ったね。
焼き鳥と串かつに一品もの頼んで、ジョッキをグビグビグビと空けて、美味かったねえ。あのお店は、まだやってんかなあ? よく流行ってたねえ。
此の頃は、金が無かったから、安く呑める此のお店は救いだったよ。オレが飲み食い贅沢したのは、もっと、前の年だったね。
商売やってる時は、小遣いも潤ってたし、誘われて覚えたパチンコが、偶然に上手かったのかして、何処のお店でも終了してたから財布の中は札で一杯だったよ。
其の頃のパチンコは、今みたいなダイヤル式じゃなくてお皿に玉を並べて親指で弾いて打つヤツだったから、技も競えて奥行きが深かったよ。
まだ、独り者だったから、パチンコのあとは外食ばかりだった。オレは、テーブルにズラッと注文したのが並ばないと駄目なんだね。
全部揃ったらビールくださいって注文する。テーブル一杯に揃ったらビールを呑みながら頂くんだね。大同門の焼肉は常連だった。
「何人様?」なんて聞かれたのは、最初だけだったよ。あとは、4人がけのテーブルに案内されて毎度のパターンで頂いてたよ。美味かったねえ。
他のお店でも同じだったな。オレは、すぐに覚えられるのかしてパターン化するんだね。中華料理の眠眠なんか注文しなくてもメニューを覚えられてたよ。
お店のお姉さんが 振り返って「厨房(料理する人)さんが、格好いい人やって、いつも云ってるんですよ」って、餃子なり野菜炒めなりサービスしてくれたよ。
「今日は貧乏臭い話じゃないね」 そらあそうよ。毎度、貧困の話では、オレのイメージに関わるよ。「もう、遅いわ」 だろうね。
炉端焼きのお店も、あちらこちらと通ったよ。連れと行ったら、みんな、オレが奢ってたよ。奢られるより奢る方が、美味く感じれるよ。
そんなのを思い出したからって、またぞろ、繰り返したいなあとも思わない。喰うことは、ひもじくなければそれでいい。そのほうが身体にはいいらしい。
家へ帰って風呂入って、すっきりして夕飯頂いて熱いお茶を呑んだらパソコンの前なんだけど、
時折、どうしようもなく虚しいってのかねえ、遣る瀬無いってのかねえ、重たくなって、暗い淵に沈み往くような気分になる時があるね。
隠し持ってる想いが、そうさせるのかも知れないね。人生は一人ぶんしか生きれない。
だから、人は、夢を追うのかも知れない。砂に書いた想いの端くれが波に消されて茜色に光ってる。自由なオレが、オレを見て笑ってるよ。
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