非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

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理論良く分かりませーん!

7MHz用ホイップの調整に成功しました

2013-05-07 21:54:29 | ベランダアンテナ

大成功まではいきませんが・・・・・

当初、バンド内全域でSWR≒4程度だったベランダモービルホイップ。

何とか落ち着いてきました。

① グランドの見直し。

② ホットエレメント側の見直し。

これを行いました。

① グランドの見直し。

  カウンターポイズ120本・・・・・NG

  金網・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NG

  1/4λラジアル・・・・・・・・・・・・NG

  アルミ製ベランダ手すり・・・・・OK(2.5×1.0(m))

  自作アースマット ・・・・・・・・・・OK

     銅板で自作したアースマットですが、ある事を発見しました。

  「大きければ良いというわけでもない」(あくまでも我が家の場合です)

  そこで検証・・・・

  結果、5センチ×30センチのマットが良いことが判明しました(うちのベランダでは)

  A4サイズの銅板ではSWR(R)もXも、芳しくありません。

  SWRだけでいうと、最良点でも2程度。

  (アースマットの検証結果は後日アップします)

 

  それにしてもうちの環境は、小さなアルミ製ベランダだけがラジアルとして働いている感じ

  がありありです。というのも、バンドごとにこの小さなアースマットの枚数を変えることでベス

  トマッチしてくれます。でもとりあえずは世界中に飛んでくれていますので、良しとします。

  小型長方形アースマットを6枚ほど作成しました。

  周波数が低いほど枚数を多くした方が良好です。

  
  ちなみに1枚の増減だけでも共振周波数が変化しますので、まさにホットエレメントの相方

  として働いてくれています。

② ホットエレメント側の見直し。

  14、21MHzでは、VSWRが1.1未満。

  21に至ってはデジタルSWR表示で1.00というのを初めて見ました。

  しかもリアクタンス成分も1Ω未満です。

  しかし7MHzは・・・・・SWRも若干高めで、リアクタンス成分もかなり残ります。

  しかもこの両者、バラバラです。

  グランド側の対策は上記のとおりしました。

  SWRの追い込みとリアクタンス成分のキャンセルの両立・・・・

  ということでエレメント側に容量冠を設けることにしました。

  大きさは適当です。これも今後の課題です。

  とりあえず10センチのステンレスの針金2本を十字にクロスして、モービルホイップエレメ

  ントの先端にハンダ付けしてみました。

  これによりモービルホイップエレメントを一番引っ込めた状態で、共振周波数は6800KHz

  付近になりました。意を決して、エレメントを金ノコで切断。

     最初は1センチ切断。24KHzほど移動。これは取扱説明書にある「1センチあたり22KH

  z」に近いですね。結局、7センチ切断しました。

  結果、SWR値が最良点で1.3、そしてそのポイントでリアクタンスが0~1Ω程度となりま

  した。やはりローバンドモービルホイップの宿命でSWR2以下帯域は70KHz程度です

  が、CWがメインですので特に問題にはならないと思います。

  あとはこのアンテナで運用してみて、運用実績で判断してみようと思います。

  とりあえずはスーパーローカルの方の信号強度(10m+ATUではこれまでいつも55dBの

  ところでした)は60dBの指針を数dBほど超えるようになりました。

 

 

 

 


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