いつものように年賀状を
つい先日、北海道のやっさんから勇気ある喪中ハガキをいただきました。
曰く、自分は喪中で年賀状を出せないが「年賀状のないお正月はどうしても
寂しさがつのります。皆様からの年賀状はいつものようにお待ちしております」
私も喪中ハガキを出した一人ですが、ハガキを書きながら「下さい」と書こ
うかと迷いました。でも書く勇気がなく、踏み切れませんでした。
そこへ、数日前の新聞の投書欄に「残り少ない機会だから、喪中ではあるが
やはり年賀状は欲しい」との趣旨の投書が掲載されていた。
何のための喪中年賀欠礼なのでしょう?
亡くなった近しい親族への「供養のため」であり、また昔流に言えば「死の
デリケートさ故の穢れを他の人に移さない」ためと思われます。
考えはいろいろあるでしょうが、残り何回書けるか分からない年賀状です。
この機会を逸するのは如何にも惜しい。今更ながら自分の勇気のなさを嘆いて
今日を過ごしています。この場で思い切って言います。
「供養は供養としてしっかりやりますから、いつものように年賀状を下さい。
寒中見舞いハガキでお返ししますから」
以上
2020.12.09 米田書き込み
次回更新は12月24日の予定です。