七技会のひろば

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喜寿

2012年06月09日 | お話サロン
喜寿

いただきました、喜寿の祝いを。

これは「祝詞」です。大きさはA4版。



それから「記念品」直径10センチのクリスタルガラスのペーパーウエイトです。



6月4日、NTTのOB組織である日比谷同友会の年次総会に出席しました。
例年ですと「写真係」として下働きしているのですが、今年は違います。
招待客としての参加です。
と言うのも「賀寿をお迎えになった方への祝詞および記念品贈呈」対象者として招待を受けたからです。
自分としてはまだまだのつもりでしたが、
賀寿とやらは数え年でやるのだそうで「お前も対象」と呼び出しが掛かった次第です。

「喜寿」だと言うのです。
今年は昭和11年1月1日から同年12月31日までの生まれが対象でした。

可なりの昔、「古来希なり」のハードルを跳び越え、
また、つい先頃「後期高齢者」のレッテルをペタンと押されてどぎまぎしたショックが未だ醒めやらぬ間に、
今度は顎にパンチを喰らった感じです。

嫌ですねー。
もう歳を云々するカテゴリー分けや行事を止めたらどうでしょう。

思い起こすと、「老若幼による区分」で最初に受けたショックは、19歳の時です。
キャッチボールをしていた男の子に「オジサン、ボール取って!」と声を掛けられました。
「ガーァン!」
このショックは大きかった。今でもその場所や情景を鮮明に覚えています。

次が「古希」です。
「KOKI」と書いて誤魔化していましたから相当気にしていたのでしょう。

そのまた次は、敬老精神なんてどこ吹く風の情け容赦ない「後期高齢者」の語感に負けました。

ところで七技会の喜寿超えはどうなっているのだろうと、名簿をめくってみましたが、
年齢は記録されていません。
多分今年がピークで、来年に持ち越す人を思い付くまま書き連ねると、
松澤さん、柚木さん、吉田さん、江口さん、大久保さん、八木さん、かな?
記憶が頼りのため抜けがあったらごめんなさい。
思い出しました、相原さんもです。

いずれにしても、この先、病気や怪我・事故・災害等に負けないで過ごせば皆平等に
「傘寿」「米寿」「卒寿」「白寿」「百寿」「茶寿」・・・
とお祝いが続きます。

ついつい自分が属する昭和11年生まれを中心に書いてしまいましたが、
先輩たる昭和の10年及び昭和一桁生まれの方も、もうここまで来れば歳の差は誤差の内です。
一緒に力強く生き延びましょう。

賀寿を考え出した昔の人は、
お金持ちもそうでない人も、
有名な人もそうでない人も、
等しく訪れ寿げる行事として智慧を絞ったのでしょう。

素直に祝いを受け入れ喜ぶ事にします。
ありがとうございました。


2012.06.10 米田書き込み
2012.06.16 一部訂正