無線工学
電子通信工学の第一人者の「尾佐竹」先生の講義である。
一寸眼にはとても学者の風貌ではなかった。
革ジャン、サングラスを愛用し、フォルクスワーゲンがお気に入りだったと伺った。
が、そのお姿を拝見していない。
授業の内容は特段に頭に残っていないので真面目なお話だった、のだろう。
しかし「自動車のバンパー」の話は、「へぇーそんなものか」と面白く聞いた。
曰く「バンパーは傷が付いていて当たり前」
狭い縦列駐車の切り返しは、バンパーが触れ合うまで一杯一杯に前進し後進する。
だからバンパーはどの車も同じ高さに付いているのだと。
ある時ある街、革ジャン、サングラス姿で、
ちょっと怖い系のお兄さんの車を相手に、そんな駐車の仕方をしたら、
そのお兄さんがバンパーを撫でながらジロリと見返した。
が、その場はそれだけだった、と面白可笑しくお話になったのを覚えている。
どちらも同じ程度に「やーさん風」に見えたであろう。
さもありなん。
まだ自家用車は、私にとって夢の又夢の時代。
乗用車のあれこれに興味はなかったが、「部品の本質的機能」の話として記憶している。
2012.02.09 米田書き込み
電子通信工学の第一人者の「尾佐竹」先生の講義である。
一寸眼にはとても学者の風貌ではなかった。
革ジャン、サングラスを愛用し、フォルクスワーゲンがお気に入りだったと伺った。
が、そのお姿を拝見していない。
授業の内容は特段に頭に残っていないので真面目なお話だった、のだろう。
しかし「自動車のバンパー」の話は、「へぇーそんなものか」と面白く聞いた。
曰く「バンパーは傷が付いていて当たり前」
狭い縦列駐車の切り返しは、バンパーが触れ合うまで一杯一杯に前進し後進する。
だからバンパーはどの車も同じ高さに付いているのだと。
ある時ある街、革ジャン、サングラス姿で、
ちょっと怖い系のお兄さんの車を相手に、そんな駐車の仕方をしたら、
そのお兄さんがバンパーを撫でながらジロリと見返した。
が、その場はそれだけだった、と面白可笑しくお話になったのを覚えている。
どちらも同じ程度に「やーさん風」に見えたであろう。
さもありなん。
まだ自家用車は、私にとって夢の又夢の時代。
乗用車のあれこれに興味はなかったが、「部品の本質的機能」の話として記憶している。
2012.02.09 米田書き込み