11月19日句会

2015-11-20 11:18:55 | 句会
11月19日

庭手入れも佳境。今日は句会は欠席投句
7名の出席

7点句(全員)
初時雨手書き加はる訃の便り(好評) To

5点句
国言葉時に混へて菊日和  Ta

地味なればこその趣吾亦紅 H

4点句
さずかりし一と日呆けて冬の雨 To
(好評)

登り切る先にもありて冬紅葉 Ta

茶の集い古刹の庭に木の実落つ T

唐辛子色づく風の乾きおり Te

栗焼いて父が恋しくなる日暮れ T先生


T先生の句

落葉踏むかそけき音を楽しみぬ

しぐるるや一と日籠りて木綿縫う

足早やに街出る大きマスクして

茶の花の流れや昔神漉場




NHK 大河ドラマ 「風と雲と虹と」

2015-11-15 17:44:25 | 日記
昨日は一日雨

昨日きょうと 図書館から借りたDVDを見てしまう。
名優ばかりなのでワクワクした。

時は10世紀の中ごろ、平安時代。関東の豪族平将門と瀬戸内地方の元国司藤原純友が武士団を率いて反乱をおこした。
こうした反乱をしずめるために、中央の貴族は、武士の力にたよらなければならなかった。
京の都では藤原氏らが全盛のころ、地方の政治は乱れ、民衆は悪政と搾取に苦しんでいた。
そんな世に、都の権力に敢然と立ち向かい、弓を引いた男たちがいた。
坂東(今の関東地方)の風雲児・平小次郎将門と瀬戸内海で海賊団を指揮した西の海の雄・藤原純友である。
(DVD 抜粋)

若かりしころの加藤剛さんの名演技 草刈正雄さん、亡くなられた緒方拳さん
「海音寺潮五郎」原作

武士の台頭してきた時代の背景がよく理解できた。
こんどは本を借りて読もう。

11月13日(金)句会

2015-11-13 19:49:02 | 句会
11月13日 きょうの句会は10人、欠席投句1人
少し寂しい句会になりました。
席題は「灯」

7点句
幾世経し不滅の灯火露高野山
いくよへしふめつのあかりつゆこうや H

6点句
短日や門燈あかあか吾を待つ MI

5点句
伊那谷の軒端に灯す柿すだれ H

立冬の雨しめやかな一と日かな Mi

4点句
一つ灯に集ひ在所のとろろ汁 T

時雨るるや灯点し頃の散居村 T

五重の塔覗く暗さや石蕗日和 S

すり鉢を押へし記憶とろろ汁 K

富有柿並びし美濃の通し土間 K

11月6日(金)句会

2015-11-12 06:17:16 | 句会
暖かな日、こんな日を「小春日和」というのだ。
12月の初旬までのほかほか陽気

それにしてもいつもなら18度ぐらいなのに、日中は20度をこす暖かさ。
そんな訳で近くの金華山へ夫と出かける。

句会は投句のみ

テーマは「宝」

9点 平凡な日々こそ宝小六月 

これはわたくしの句 小六月は小春日のこと

6点 秋深む大きく使う竹箒 M

6点 初しぐれ宝物殿の錠重し K

6点 しぐるるや宝?仰ぐ影二つ T

5点 吾が宝夫の手塩の冬至梅  T

4点 宝剣の抜き身冴えたる博物館 H

4点特3 銀杏黄葉散華のごとし多宝塔 M

4点 秋闌けて宮居鎮もる宝物殿 T

4点 山頂の十六羅漢やすがれ菊 M

4点 街小春胸ポケットの宝くじ K

2点特3 菊の香や結納飾りの宝船 T