皆さま、ご無沙汰していました。
yoshyyは、転勤で5年間暮らした静岡から、7月にまた東京へ戻ってきました~。
6月~7月は、引越しや片付けでバタバタの日々でしたが、ようやく落ち着きました。また、ブログも再開しますので、よろしくお願いしま~す。
さてさて本題に入り、先週末yoshyyは東日本大震災や原発事故から力強く復興を目指す福島へ行ってきました~。
その目的は、福島県とJRが企画した「SLふくしま復興号」という列車に乗りたかったから。
「沿線スマイルプロジェクト」と名付けられたこのイベントでは、沿線に住む福島県民の方々が、SLに向かって大きく手を振ったり、横断幕や仮装などで車内のお客さんへ向けて〝福島の元気な姿〟を発信するというもの。福島が大好きなyoshyyとしては、ぜひともその場面に立ち会いたく出かけた。
では、その様子をたくさんの写真でご紹介。
←郡山駅にて。今回のイベントは郡山~福島で行われた
←SLの先頭を飾るのは、一般公募で届いた福島の小学生が描いたかわいらしいデザインの絵柄。
←客車には大きな業務用カメラが両側に設置され、走行中絶えず沿線を撮り続け、後日「JRの仙台支社HP」から、その元気な人々の様子を全国へ向けて発信する・・・というのが今回の企画。
この企画、昨年は津波被害の大きかった石巻で行われた。
←左の子の大きく見送る姿が元気いっぱい!!(郡山市日和田にて)
今回、たくさん写真は撮ったけど走っている車窓からなのでブレが多く、中々ここに載せられるようなイイ写真は撮れなかったのが残念・・・。
←横断幕などは持たず、手を振るだけの方々は絶えず沿線で見かけた。SLも、それに応えるように絶えず汽笛を鳴らし続けながら走り続けた。(本宮市五百川近くにて)
←途中は、本宮、二本松、松川に停まり、各駅ともホームで太鼓やブラスバンドの披露や、地元産品のうどんやお菓子などが配られた。写真は、本宮駅ホーム上で「安達太良太鼓」の披露。
←中にはこんな方々まで・・・。普段は絶対ない光景だろう・・・。(本宮駅近くにて)
←麦わら帽子を振る軽トラで駆けつけた農家の方々・・・(大玉村にて)
←「がんばろう」の文字。ここには映っていないけど、写真の右側にも大勢の人々が並んで大きく振っていた。(二本松市 杉田にて)
←こちらの方は、交通安全の旗でお見送り(二本松工業高近くにて)
←今回yoshyyが一番印象に残ったのが、この光景。原発事故が何かも解らない子供たちが、こんなお礼を持って親子で駆けつけた・・・。(二本松市 「安達ヶ原公園」対岸にて)
←このノボリが、今のふくしまの現実を象徴している・・・(松川駅にて) その元気を誇示するように、列車の反対側では櫓が組まれ、若衆たちが威勢よく「松川ちょうちん祭り」踊りを披露した。
でも、左を見ると未だブルーシートで雨漏りを防いでいて、地震自体も相当大きかったのがわかる痛々しい爪痕・・・。
←文字が裏返っているけど、「見せよう日本の底力」というノボリも・・・。(福島市 荒川河川敷にて)
真夏の暑~い日で、古いSL列車だからもちろん冷房など無かったけど、その分窓を開けて沿線の人々と車内の人々が互いに大きく手を振り合い、エールを交換しながら心の触れ合いを作りながら走り、とても良い企画だったと思う。
・・・とはいえ、これは一過性の観光イベントで、福島に暮らす人々、とりわけ浜通りから避難されている方々の現実はまだまだ色々な難題が山積みであろう。この先も、私たちが長~い目の支援を忘れないようにしたい。