先日、いま話題(・・・というより問題)となっている「浜岡原子力発電所」へ行ってきました。
と言っても、もちろん入ったのは一般客向けの「広報PR館」で、ニュースで嫌でも毎日耳にするようになった原子炉建屋、ウラン燃料、プルサーマル、マイクロシーベルトの意味などの解説ボードがあったり、電気を作る仕組みの解説などがあった。
一番の見どころは、原寸大の「3号機原子炉模型」だけど、こんなご時世のこと、避難されている福島の方々や復旧作業員の事を想うと、どうしても重苦しい気分で館内を巡ってしまった。
エレーベーターで展望台まで上がると、すぐ近くに遠州灘に面した本物の原子炉建屋群が望め、その光景はまさにフクシマと全く同じで、益々複雑な心境になってきた。
反対側の窓からは、ショッピングセンターや大型家電量販店、アパートなど日常生活を送る街並みが見えて、万一ここで同じ事故があったらと考えると・・・。
ここ「浜岡原子力発電所」の原子炉は、“あの人”の突発発言で、いま全て停止しているのはご承知のとおり。
下に見えるのが制御棒で、実際に作動する光景が見られる。