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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

いま話題の「浜岡原子力発電所」へ行って

2011-09-19 14:47:50 | 日記

先日、いま話題(・・・というより問題)となっている「浜岡原子力発電所」へ行ってきました。

 と言っても、もちろん入ったのは一般客向けの「広報PR館」で、ニュースで嫌でも毎日耳にするようになった原子炉建屋、ウラン燃料、プルサーマル、マイクロシーベルトの意味などの解説ボードがあったり、電気を作る仕組みの解説などがあった。

一番の見どころは、原寸大の「3号機原子炉模型」だけど、こんなご時世のこと、避難されている福島の方々や復旧作業員の事を想うと、どうしても重苦しい気分で館内を巡ってしまった。

 エレーベーターで展望台まで上がると、すぐ近くに遠州灘に面した本物の原子炉建屋群が望め、その光景はまさにフクシマと全く同じで、益々複雑な心境になってきた。

反対側の窓からは、ショッピングセンターや大型家電量販店、アパートなど日常生活を送る街並みが見えて、万一ここで同じ事故があったらと考えると・・・。

2011917←発電所の隣に建つ広報館。奥は展望台。
2011917_3←入口には、ヨウ素の数値が出ていたり。
ここ「浜岡原子力発電所」の原子炉は、“あの人”の突発発言で、いま全て停止しているのはご承知のとおり。
2011917_6←原子炉建屋の解説パネル。体験はしなかったけど、ここでは実際に防護服を着ることも出来る。
2011917_8←従業員は、退社のときはこの中をくぐって放射線量の異常がないか計測を受けるらしい。この機械では、両手を入れて検査する仕組みだった。
2011917_9←“地震や津波対策も、全てに万全”と謳っていることが、かえって悲しい・・・。この東海地区は「30年以内に大地震の確率が87%」と言われている!!
20119173_3←一番の見どころが、3号機の原寸大模型。
下に見えるのが制御棒で、実際に作動する光景が見られる。
2011917_14←展望台から見た本物の原子炉建屋群。すぐ前に海が広がる光景は、まさにフクシマと同じ。
2011917_13←反対側には、人々がフツーに暮らす街並みが見える。福島の方々も、3月11日まで同じように平和な日常を送っていたはず。