例えば二次関数や三角関数、微分や積分を実際に使う機会があるかといえば選んだ進路によるとしか言いようがありません。
例えば設計の世界では三角関数は必須です。
でも数学を学ぶ意味は実際に使う機会があるかでは測れません。
数学を学ぶ意味。
一つは与えられたカードで答えを導き出す能力を養うのに数学は最も適しているからというのがあります。
もう一つは二次関数といってもそこにたどり着くまでに多様な知識が必要とされていること。つまり二次関数を使う機会がなくてもそこにたどり着くまでに得た知識があってそれが何らかの形で役に立っているんですよね。
これは数学に限った話ではありません。
役に立つような学問はそこにたどり着くまでの多様な知識の積み重ねがあるんです。基本的に知識の積み重ねと応用力がないと学んだことを役に立てることはできません。
小学校・中学校・高校。そこで学ぶことそれだけでは意味がありませんがそれを肥やしにすることができれば学んだことには意味があるのです。