亡国のイージスを読みました。
映画にもなったのらしいのですが、なにも先入観を持たずに読んだら、これが面白い。
イージスシステムを搭載する護衛艦を取り巻くクルーや北朝鮮の工作員、アメリカの謀略も絡んでくるし、血みどろの場面あり、腕がちぎれたりなんだりといろいろと凄惨なシーンも書いてあるんだけれども、小説として、たいそう感情移入のできる面白いものでした。
日本の外交のあり方、北朝鮮の現状(あくまで日本視点なのかもしれないけれど)、政治の光と闇。
きれいごとで終わってしまえず、正義を貫くこともできず、曖昧さと向き合うところがなんとも日本らしいと思いました。それが悪いことだと決して言い切れない。けど曖昧さに内包されることの大きさが、人を苦しめるんだな、と。
映画も観てみようかと思います。
映画にもなったのらしいのですが、なにも先入観を持たずに読んだら、これが面白い。
イージスシステムを搭載する護衛艦を取り巻くクルーや北朝鮮の工作員、アメリカの謀略も絡んでくるし、血みどろの場面あり、腕がちぎれたりなんだりといろいろと凄惨なシーンも書いてあるんだけれども、小説として、たいそう感情移入のできる面白いものでした。
日本の外交のあり方、北朝鮮の現状(あくまで日本視点なのかもしれないけれど)、政治の光と闇。
きれいごとで終わってしまえず、正義を貫くこともできず、曖昧さと向き合うところがなんとも日本らしいと思いました。それが悪いことだと決して言い切れない。けど曖昧さに内包されることの大きさが、人を苦しめるんだな、と。
映画も観てみようかと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます