原油減産期間、今年いっぱいまで延長へ＝サウジ・エネルギー相

［クアラルンプール　８日　ロイター］ - サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は８日、石油市場は数年の供給過剰状態を受けたリバランスが進んでいるとしつつ、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）主導で合意した今年上半期の原油減産について、実施期間が今年いっぱいまで延長されるとの見通しを示した。

 

同相はマレーシアで開かれた業界イベントで「これまでの参加国との話し合いに基づけば、減産は今年下半期に入ってからも延長されると確信している」と述べた。

 

また、世界の石油需要については、昨年に近い伸び率になりそうだと指摘。力強い運輸セクターに支えられ中国の石油需要の伸びが昨年と同程度になるとしたほか、インドも堅調な伸びを示すとした。

 

以上、ロイター記事

 

 

OPECによる原油減産により、現在ガソリン価格が上がっています。

この談合に対する攻撃はないのが不思議ですね。

日本の建設工事入札談合は責められますが、日本政府も文句を言ってほしいものです。

 

この談合結果でアメリカのシェールオイルも採算が取れるのでウハウハ状態でしょう。

 

次の展開は、アメリカから日本に圧力がかかって大幅に輸入することになると思いますが、単価値下げ交渉をやるべきですが、いいなりじゃつまらないです。

 

日本のエネルギーリスクを減らすためにはアメリカからの輸入はいいと思います。さらにロシアからも輸入すべきだと思いますが、北方領土、極東の共同開発があるのでそういう展開になるかも知れないですね。