ゴルフ熱中症 もがくアマチュア

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祝・女王戴冠!鈴木愛の1年をコメントで振り返る

2017-11-26 18:58:49 | 日記

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇26日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>

最終戦最終日までもつれた激闘を制し、2013年以来の森田理香子以来となる日本勢賞金女王に輝いた鈴木愛。若き新女王は、いかにして栄冠を勝ち取ったのか。激動の1年を振り返る。

今季1年の締めくくり!最終戦の様子を特選フォトで振り返る

「年間5勝」の目標を掲げてスタートした今シーズン。開幕戦から試練だった。キャンプ中にひいた風邪が治らない。それでも何とか18位と、過去2年予選落ちを喫していた大会でまずまずの順位に入った。ちなみに、3日目に一緒に回って「とても良いフェードを打つ選手。勉強になる」と話していたイ・ミニョン(韓国)と後に熾烈な女王争いを繰り広げることはまだ誰も知らない。

春の陣では、「サイバーエージェントレディス」でのプレーオフでキム・ハヌル(韓国)に敗れるなど、優勝争いに加わりながらも中々勝ち星に恵まれない戦いが続く。最初の栄冠に輝いたのは5月の福岡だった。ひざ痛を抱え、「棄権」の2文字が脳裏をよぎる中、初日悪天候によるサスペンデッドの影響で、2日目が1日30ホールとなる死闘を乗り越えてカップを掴んだ。この日は母の日。「いつもお世話になっている。感謝しかない」と帯同してくれてる最愛の母に捧げる勝利でもあった。この優勝で賞金ランクも2位に浮上する。

次の優勝は6月の「アース・モンダミンカップ」。「何とか(ハヌルの優勝を)ストップしたい」と気合いが入った大一番で魅せた。「朝から体の状態が良くない」という中、3日目で首位に浮上すると迫りくる三ヶ島か相手に横綱相撲。最終ホールで11mのバーディパットを入れた三ヶ島に首位に並ばれたが、その直後に6mのバーディパットを沈めて勝負あり。「自作自演の優勝でした(笑)」と言いつつも今季2番目タイの高額賞金大会で栄冠をつかみ、ハヌルと約90万円差の賞金ランク2位で前半戦を折り返す。

 

だが、ここから勝てない。のちに「この時期が一番体力的にもきつかった」と振り返っている。「全米女子オープン」、「全英リコー女子オープン」に出場するため7、8月に行われる8試合中4試合を欠場。海外と日本を行き来するスケジュールで体力を消耗し、夏場は「ニトリレディス」の5位が最高位。これも全く優勝に絡んでいないものだった。

スケジュールが落ち着いて迎えた9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」。今季最高賞金額、過去に2度制している好相性の戦いに気合いは十分。狙い通り、最終日の中盤に首位と1打差まで詰め寄った。だが、そこからスコアを伸ばせず7位で終戦。「この試合に合わせてやってきて、しっかり調整してきたつもりですが、ここまでパッティングが入らないと勝てない。当然という感じ」と肩を落とした。

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」から「練習しなければ自分の実力を引き出せない」と怪我でセーブしていた練習量を戻したが、その後も「日本女子オープン」、「富士通レディース」はともに4位と勝ちきれず。次戦の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」では今季2度目の予選落ちを喫して「ちょっとゴルフはいいかな、という気分」というところまで落ちた。

風向きが変わったのは、11月の日米共催競技「TOTOジャパンクラシック」だった。「富士通レディスの時に、同じドローヒッターの菊地絵理香さんに“どうやって打っていますか?”と聞いて。“愛ちゃんは右を向き過ぎだと思う。それが原因で球が帰って(左に曲がって)来てない。向いているところには出ているからそんなに悪くないよ”などと言われて、参考にしました。そこから少しずつ良くなってきました」とショットが復調したことで気持ちも前向きに。

フォン・シャンシャンに敗れて2位に終わったがものの、「すごく成長できた。久しぶりにショットが良かったし、これなら戦えると。あとメンタル面ですね。いつもならすぐ諦めてしまうところでも、諦めない気持ちを持ってできました。モチベーションの大事さを感じた」と顔つきが一気によくなった。また今大会の結果により、ハヌルを抜いて賞金ランクの首位に浮上を果たす。

翌週の「伊藤園レディス」では賞金ランクトップ3、ハヌル、ミニョンとのペアリングになるも「上位の選手であればあるほど隙を見せられないし、いいプレーをしたいと思っていた。集中力を保てたので、ナーバスにならずに上手く18ホール回れた」と2人に勝る好スコアでラウンド。続く地元・四国での戦いとなった「大王製紙エリエールレディス」では「パッティングの時にアドレスの時にボール位置が遠いのでは?」という岡本綾子からの金言が奏功し、2位フィニッシュ。女王の座をグッと引き寄せる。

 

そして迎えた最終戦。「(自力で決められる)6位ではなく、優勝を見てやっていきたい」と臨むと、2日目にノーバーディと苦しんだが、最終日に3バーディ・ボギーの“69”で7位タイに入り、自身初の賞金女王が決定した。

「嬉しさはもちろんありますが、9月くらいから感じていたプレッシャーがようやく終わって解放される。ゆっくり休めそうです、という気持ちですね。こんなに早く女王になれるとは思っていませんでした。来年はまたプレッシャーがあると思う。それを意識したうえで活躍できればさらに上に行ける」。長く険しい2017年シーズンを終えて、そう語った。

 

以上、アルバニュース

 

練習熱心な鈴木愛が賞金女王になったのは本当にうれしいことです。

 

来年、韓国勢の数も増えるので日本人選手が賞金女王になることは厳しくなると思われます。


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