ゴルフ熱中症 もがくアマチュア

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全米オープン3日目 スーパーイーグル!宮里優作 はヒメネスさんダンス

2016-06-19 11:55:10 | 日記

ペンシルベニア州のオークモントCCで開催中の「全米オープン」3日目。大会初出場の宮里優作が、決勝ラウンドで上位進出を見据えた。連日の順延で持ち越された第2ラウンドを「69」(パー70)とし、通算2オーバーで予選を通過。

引き続き行われた第3ラウンドは「71」で、1日36ホールを回り2オーバー暫定21位タイにつけた。

 

これほどの忍耐力を、宮里は持っていた。第2ラウンドはショットに不安を抱えたままスタートしたが、前半インで3m以内のパーパットを立て続けに決めた。序盤7ホールでパーオンに成功したのは1回だけ。

しかし、耐え抜いた末に迎えた折り返しの18番で、スーパーショットが生まれた。

 

右セミラフから上りを含めて残り188yd、6Iで放った持ち球のフェードボール。「良い方向に飛んでいったので、しっかり止まってほしかった。打った瞬間はすごく良かった」。右サイドのピンに対し、ボールは左からの下り傾斜に落ちた後、カップの左側から吸い込まれた。起死回生のイーグルは、メジャートーナメントの大歓声で分かった。

その場で見せたのは、刀に見立てたアイアンを鞘に収め、両手を回して後ずさりするダンス。

 

“心の師匠”へのリスペクトだった。ワインと葉巻がトレードマークのミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が披露する踊りを、即興で真似た。宮里は日本ツアーで屈指の葉巻好きで知られている。遠征にはシガーキャディ(葉巻を保管する箱)を携え、シガーバーを愛する選手会長の憧れだ。

テンションはアガり切ったが、その後の冷静さが決勝ラウンド進出につながった。

 

2打目をグリーン奥にこぼした3番では、SWで上りのアプローチを見事に寄せてパーセーブ。

「日替わりになってしまう」というティショットをショートゲームでカバーした。直後に行われた第3ラウンドも我慢、我慢。

ピンポジションが変わり、幾分攻めやすくなったが、3バーディ、4ボギー。「いつから谷口徹平塚哲二になったのか…」と小技の名手の先輩プロの名を挙げて自賛した。

 

1日で36ホールを回り、スコアは伸ばせなかったが、落とさなかった。5月に同じく1日36ホールで争われた日本地区最終予選会を通過して、この舞台に来た。精神的な疲労感は「全然違う」と笑った。

「体力的には連戦もあって日本の方がきつかった。こっちは頭が疲れる」。今大会前に4日行った事前ラウンドは、1日9ホールと決めていた。「コースで覚えることが多すぎて、18ホールやると惰性になってしまうから」。

 

詰め込みすぎは、ペースを乱す。最高難度のコースで、メンタル面のマネジメントが光った。

残すところ18ホール。トップ10に入れば、次回大会の出場権を得られる。世界ランク浮上は、夏場の「全米プロゴルフ選手権」や「リオデジャネイロ五輪」出場にもつながっていく。

 

「ここでやれていることが楽しい」と初めて立った大会の空気を満喫中だ。あす6月19日(日)は自身の36回目の誕生日、そして妹・藍の31歳の誕生日でもある。「父の日でもありますから。いいプレゼントになれば」。

ロープ脇から、父・優さんの納得する声を何度でも響かせたい。

 

以上、GDOニュース

 

2オーバー、暫定21位の宮里優作明日の最終日、追い上げてベスト10に入ってほしいですね。

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