角間温泉と呼ばれる温泉地は二つあり、どちらも長野県にある。一つは上田市、もうひつは山ノ内町である。上田市の方は、真田一族の隠し湯と言われる山あいの秘湯である。山ノ内町の方は、広義な湯田中渋温泉郷のなかにある湯治向けの湯である。両方とも聞いただけで痺れる温泉地である。GWに渋温泉に行ったので、このうち山ノ内町の方の角間温泉を見に行った。見に行ったというのは、外部からの日帰り入浴は受け付けていないからだ。3つある共同温泉に入浴するためには、角間温泉の旅館に泊まるしかないのである。見に行って痛感したのは、これはいつの日か必ず入浴しなければならないということだ。入らずに死ねるか、そう思った。近くに渋温泉という魅惑の地があるけど、いつか角間温泉に泊まろう。それだけの価値はある。静かな静かな角間温泉の共同浴場。夜になって仄かな明かりが灯る頃、浴衣に下駄の出立ちで共同浴場の引き戸を開ける。もうそこは天国に違いない。
X-PRO3 / XF23mm F1.4R
数年前までは日帰り入浴できたそうで、それはもう風情たっぷりの共同浴場でした。大勢で行く温泉ではないかもしれませんが、一人で行けば最高です。
追伸:越後屋と聞くと反射的に「ぬしも悪よのう」と出てきてしまいますよね(笑)。
少数派かもしれませんが(笑)。
近くに 夜間瀬温泉が有って ここが近辺観光の拠点となりました
残念なことに 何度も行きましたがツアーのこと こんな素敵な情景が近くに残っていること 一人だったら 行きたかったですね
越後屋 この名前は 水戸黄門で ずるがしこいイメージが刷り込まれてしまいました(笑)