ろくすけの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を
追及していきます

高配当株投資の難しさ。

2018-09-10 22:32:04 | 投資スタンス
配当というのは、企業のポケットから税金を差し引いて、投資家のポケットに移す行為です。

成長機会の大きい企業にとって、これは望ましい選択とは言えません。
なぜなら、配当は「将来価値の先食い」であり、課税を伴う非合理なペイアウトは、複利効果を減ずる行為だからです。

価値創造のための成長投資(研究開発・設備投資・企業買収等)が可能なうちは、そちらを優先すべきです。

配当は企業に資金面の規律を持たせたり、株価の下支えを図るなどの点で、一定の意義は確かにあります。
ただ長期投資の目的とは相反する部分があり、私自身もあまり配当は重視してきませんでした。

それよりは事業領域拡大(主にM&A)に積極的にお金を使う企業の方を好んで投資してきた気がします。
ポートフォリオの上位は、フリー・キャッシュフローが大きい企業としての素養があって、時々ドカンとお金を使うタイプが多いですね。
最近お気に入りの信越化学工業なども、機を見るに敏、1000億円単位の投資をするところが好きだったりします。

そんな私が最近になって高配当株を少しずつ買い集めているのは、人生の残り時間を意識するようになったからです。
蓄積してきたお金を活用し、いまの給料の一部を配当金に置き換えていくことで、拘束時間の必要性を減らしていく。
それによってリタイアの時期を早めても良いのではないかという思いが、徐々に強まってきています。
企業の成長ステージに例えるならば、私自身が「成熟株」になりつつあるということかもしれません。

それにしても、「長期投資脳」からの意識の転換は難しいですね。
キャピタルゲインに対する未練のためか、高配当株投資に関してはまだまだ手応えをつかめておりません。
全くの別物と割り切った方が良いのかもしれませんね。
その辺りは諸先輩を見習おうと考えています。

余談ですが、配当金生活にたどり着くには、高配当株投資だけでは実現が難しいと思います。
やはり資産形成の段階では、成長株投資にギアを入れる必要があるのではないでしょうか。

しかし、それをいつまでも続けるのも疲れてしまいます。
どこかで人生がそうであるように、投資活動も終わりに向かって減速させていく。
限りある時間の中で、そのプロセスを味わうのも悪くないなと思っています。

自分の投資がどう変化していくのか興味がありますし、その過程をこのブログを通じてお伝えしたいと思っています。
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8 コメント

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Unknown (ルパン)
2018-09-11 08:02:46
おはようございます。

本当ですよね。
人生には限りがあるのですから、投資は一生涯続けられるとはいえ自分の投資の出口戦略をある程度はイメージしますよね。

余談ですが
アバントは絶好調ですね。良かったですね。
Unknown ((´・ω・`))
2018-09-11 20:44:08
シーゲル博士の研究だと、配当をせずに溜め込む企業は経営判断が甘くなり、無理なm&aに金を注ぎ込むので良く無いと言う判断もありますね

経営者がソフトバンクや日本電産の様に投資が当たり続ける天才なら良いでしょうけど、大抵は高値掴みで失敗しますね
ルパンさん、こんばんは (ろくすけ)
2018-09-13 23:35:47
それぞれの年代で、年相応の投資スタイルというのがあるのかなと思っています。

アバントはIR姿勢の変化のおかげで、個人投資家に知られるようになりましたね。
買った当初は想定していなかったことなので、ラッキーです。
(´・ω・`)さん、こんばんは (ろくすけ)
2018-09-13 23:40:25
やはりそれなりの配当を出し続けてもらうことは、財務の規律付けのためには意味があることですね。

個人的には配当性向は30%前後の企業が好みです。
配当と投資、内部留保のバランスがちょうどいい感じがします。
成長株と高配当株のバランス (ななし)
2018-09-15 23:29:37
ろくすけさんこんばんは。

信越化学工業を買い増しされたタイミングがほぼ同時期でニヤリとしてしまいました。

今までのろくすけさん保有銘柄は、高成長が主体だったことから、高配当株についてはこれからも試行錯誤をされながら…なのかなと推測します。
そんな移り変わりも興味深く拝見しております。

年齢を意識する歳になると、不労所得の源泉となる高配当株に移行されるのは至極当然だと思います。
要はバランスをどう取るか…ですか。長い景気拡大期が続くので、尚更リスクを抑えながら攻めと守りを両立させる難しさを痛感するところです。

そのような中で、バリエーションが多彩で多様な銘柄を選定しつつも、QQQへの投資などもあり、攻めがやはりお好きなんだろうなぁと感じるところです。

ななしさん、こんばんは (ろくすけ)
2018-09-17 21:20:04
高配当株については、まだまだ試行錯誤ですね。
直近の配当利回りと、この先の増配予想とでどこまでを許容範囲とするかが悩ましいところです。

信用買いをしない分、攻めてもいいかなという感覚は昔から確かにありますね。
そんな中で、リスクを落としていく難しさを感じています。
投資活動の最終目標は (LazyInvestor)
2018-10-10 01:55:53
この記事とみなさんのコメントが投資活動の終わりを考えるきっかけになりました。
自分なりの最終目標は、世代を超えて保有可能な株式を所有することかな、と思います。

現状はまだ、投資先企業が長期間に渡り今後の変化へ順応出来るか自信を持てません。
(投資判断は時流を考慮しているため、数年先までは良いのですが)

私の投資活動におけるリタイアが現実味を帯びてきた時どうなるのかを考えると、結局はインデックス投資やバークシャー株へ向けてしまうのかもしれません。( ・ 3 ・)
LazyInvestorさん、こんばんは (ろくすけ)
2018-10-11 02:05:20
私も最終目標には同意です。
「世代を超えて」となると、非常に見極めが難しいですね。
そもそも投資に関するリテラシーを引き継ぐのも難易度が高いので、インデックス投資が無難かもしれません。

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