ろくすけの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を
追及していきます

長期投資のコツ

2017-09-21 22:50:28 | 投資スタンス
個別株の長期投資をずっと模索してきた中で、自分なりにコツみたいなものが分かってきました。

それは、

「投資のあらゆる局面において、3~4倍のスパンで考えてみる」

ということです。

具体的に例を挙げていきます。

保有資産の計測を3ヶ月ごとにする。

1ヶ月ごとにパフォーマンスを計測する人が多いですが、月々の数字を良くしようと思うと、じっとしていることに耐えられないものです。
これが「花を引き抜き、雑草に水をやる」行為となりかねません。
このブログがここまで続けられたのは、毎月の資産増減にこだわらなかったことが最大の要因だとも思っています。

四半期決算を月次売上のようにとらえる。

1つの四半期の数字が悪くても、それは一過性のものかもしれませんし、そもそも見極めをするにあたり情報量が不十分のことが多いです。
私は少なくとも2四半期を見てから判断するようにしています。
月次売上がひと月悪かったからといって、脊髄反射的に売るようなことはしないのと同じ感覚です。

年度決算を四半期決算のようにとらえる。

中期経営計画を年度決算のようにとらえる。

今期の決算が予想を上回るかどうかに賭けている人が大多数かと思います。
せいぜい、四季報の来期決算予想までを参考にするくらい。
しかし再来期以降の決算を予想(妄想?)して動いている人は、それに比べるとずっと少ないでしょう。

こういう考え方をしていくと、足元の数字は最悪でも、長期的には有望な銘柄を見つけて買うことができます。
同じようなスタンスの人が比較的少ないだけに、ときに信じられないくらい安値でたくさん拾うことも可能です。

最近で言うと、【3836】 アバント が成功例です。
不採算案件を抱え業績は不振、チャートの形も最悪だった16年3~5月、のれんの償却が無くなる3年後を見越して大量に買うことができました。

このような姿勢ではどうしても瞬発力には劣りますが、無理なく長く投資を続けることはできます。
日々リラックスして投資に取り組みたい方は、意識的に時間軸を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

短期で精神衛生上もうまく行っている人は、スルーして下さい。
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35 コメント

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Unknown (shikataiji)
2017-09-21 23:26:25
すばらしい格言です
バフェットよりずっと身近で分かりやすいです
ろくすけさんの株授業の一コマとして、今後も考えを書いてほしいです!
Unknown (まるのん)
2017-09-22 11:48:44

ろくすけさん、こんにちは。

大変参考になる記事、ありがとうございます。
長期目線で今期や来期のスパンではなく、
もう少し長い目線で見ることが、
腰を据えて投資する上で重要であるという点に共感いたしました。
私も3年~5年位先の企業の成長を妄想し、
自分自身の投資判断を下すよう心がけており、
改めて学ばせて頂きました。

さて、1点質問がありコメントをさせて頂きました。

アバントを例に挙げられていますが、
不採算の影響や一時的な業績不振が
今後の糧になるのか否かが読み切れないケースで、
どう判断するのかということです。

私も同社はずっと監視しているままで、
なかなか買えなかったのですが、
今後3年~5年を見据えた時に、
不採算案件の発生が再度生じないのかとか、
外部要因や自社要因で収支がぶれやすいといったケースの中で、
また一時的過渡期という名の業績不振に見舞われることはないのか、
といった点が気になってなかなかリスクを取る事が出来ずにいました。

ソフトウェアの業種では、
一定程度の不採算案件の発生は完全回避は難しく、
如何にマネジメントを強化してそれを抑え込めるかが鍵になりますが、
期間を長期で見ようと思えば思う程、
そのようなマネジメントにより長けて、
不採算案件を抑制出来ている企業を選びたいという思考になります。
また信金や地銀といった特定業種への依存が大きい場合に、
その動向にも左右されてしまい、
期間を長く取れば取る程に出来るだけ、
広い需要に支えられ収支基盤が岩盤な企業を選びたいと発想になります。

アバントの例に限らずなのですが、
期間を長く取ることによる魅力や意義は
私も目指すところなのですが、
その場合、より収支基盤が安定している
(不採算のマネジメントやビジネスモデルなど)
企業を選びたいということと、
今は沈んでいるという実態(基盤の安定とはいえない)との対比において、
回復するという点に確信をもって動けるのは、
どのように期間リスクを捉えられているのかという点に、
大変興味があります。

今は沈んでいるが、それが回復して本来の姿に戻るとした場合、
割安性からの是正と本来の姿に戻った事業価値との相乗効果で、
投資妙味は増大しますが、
一方で、その回復が思い通りいかないといったケースは
どの程度念頭に置いて、それをどう処理して投資に踏み切れるのか、
学ばせて頂けますとありがたいです。

長文にて、失礼いたしました。

割り込み失礼します。 (bakapon)
2017-09-22 16:33:01
なんだか気になってしょうがない内容でしたので。
将棋の新しい戦術の発表みたいで!

中期経営計画書はたまに読んで疑ってかかるだけのものだったので、ものすごく斬新な手だと思いました!
なんだかつるつるのうさんくさいやつはまず除外して
まるのんさんみたいな専門的な話を少し考慮すれば
(ソフトウェア界のバルブやパイプ、特殊電線+やり手の係長さんのお話みたいで面白かったです!)

あと良い中期経営計画書がでている会社は、中長期投資家が売らない理由の1つになりますよね。

実際やろうとすると、アメリカの四季報の右側の四半期コーナーを読んでいるみたいで面白いです!
こんな読み方したことなかったです!
shikataijiさん、こんばんは (ろくすけ)
2017-09-22 22:30:57
ありがとうございます。
私自身、考えを整理するために書いている部分もありますので、分かりやすいと言っていただけると嬉しいです。
これからも折にふれ、記事にしていきたいと思います。
まるのんさん、こんばんは (ろくすけ)
2017-09-22 23:03:31
非常に熱心なご質問、ありがとうございます。

アバントの場合、数字こそ期ごとにブレブレですが、事業としては競争力のあるパッケージを軸に、コンサルティング、アウトソーシングがそれに乗っかるという形での基盤があり、長い目で見れば安定成長していける構造かなと思っていました。

株価が見た目の不安定性さにより割安に置かれているとすると、本文に書いたのれんの件も含めて、そのギャップにチャンスがあるなと判断し購入に踏み切りました。

あと投資を始めた時点では以下のような点に可能性を感じていて、一定割合で起きる不採算案件発生等、少々のネガティブな事象は吹き飛ばせる材料が豊富だったと判断したというのもあります。

(1)日本企業の海外展開待ったなし
(2)管理部門のアウトソーシング需要の拡大(今でいう、働き方改革)
(3)大企業を相手にしており、人材獲得のためにも自社のステータスもいずれは上げていきたいはず(鞍替え期待)
(4)M&Aに意欲的で、キャッシュ獲得能力も十分
(5)非日系との取引獲得にも挑戦(ダメもとで、成功すればサプライズ)

割安だったからこそ、リスクリターンの兼ね合いで投資できた感じですかね。

実際に買った後は、プラス材料・マイナス材料の総合的なチェックをローリングしていくイメージです(アバントは決算説明資料が丁寧なのでありがたいです)。
今のところは、思い描いていたシナリオは順調に運んでいますね。

書いていて思ったのですが、ビジネスモデルをざっくり把握することで最低限は押さえつつも、基本的に私は楽観論者ですね(笑)

一度に買わずに、時間を分散して買うようにすることで、勘違いしていた場合に撤退できるようにはしていますが。

堅くいきすぎても良くないというのが、株の面白いところですね。
bakaponさん、こんばんは (ろくすけ)
2017-09-22 23:08:27
中期経営計画に対して、会社がきちんと進捗を管理しているかどうか、昔の計画もIRライブラリーに残っているかどうかは見ています。

出しっぱなしの会社は出した数字に責任を持っていないということですので、アカンです。
そういう会社も多い中、誠実な会社を見つけると嬉しくなりますね。
返信ありがとうございます! (bakapon)
2017-09-23 10:44:51
経営陣がきちんと自分のつくった計画と真摯に向かい合って、株主に報告、向かい合ってくれているということで、すごく立派ですね。
それは。
なるほど。

ろくすけさんの新戦術はかなり使えて良いと思う!
こんなん初めてきいた。
会社とむかいあいながら長期投資するのにちょうどいい感覚といいますか。
これは、けっこうすごいと思う!



まっ、ゴキブリ紳士を目指して頑張ろうっと。(笑)
Unknown (まるのん)
2017-09-23 23:28:59
ろくすけさん、ご質問への回答ありがとうございます。
多忙の中、丁寧に回答頂けて嬉しく思いました。

楽観的といっても基本は充実に抑えられた上で、
これまでの経験でちょうどよい塩梅というものがあって、
うまくリスクを受け入れ、
それに余りある期待があってこそ、
きちんと資金が振り向けられるということかと
学ばせて頂きました。

今後も、投資のこと、また旅行記も含めてブログの更新を楽しみにしております。

ツイッター上ではすぐに御礼申し上げましたが、
ブログのコメントという形で、ご回答に対する御礼が遅くなりまして、失礼いたしました。
味のある会話。 (bakapon)
2017-09-24 19:21:54
読んでいてほれぼれします。

自分の弱みはお馬鹿なところ。(笑)
自分の強み・・・
こういう業界の人はどういう思考で、どういうお金の動きを望んでいるかもっと色々分かったりすれば、それをひらめきで株式投資に使える時もありそうだなあと。


まっ、とにかく鳥肉は四万十鳥に限る。(笑)
まるのんさん、こんばんは (ろくすけ)
2017-09-24 22:51:02
まるのんさんのお人柄が伺える丁寧なコメントに改めて接し、こちらこそ恐縮です。

リスク許容度は人それぞれですが、その時々の相場環境に流されて自分を見失わないようにしたいものですね。

旅行記のストックが貯まってしまっていますが、投資のことも時々記事にできるよう頑張ります。
引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。

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