ろくすけの長期投資の旅

投資を学び、資産と自分自身の成長を
追及していきます

ブルース・グリーンウォルド他「バリュー投資入門」を読む。

2018-04-09 00:31:19 | 読書
成長株投資に限界を感じつつある昨今、バリュー投資の魅力を再発見している自分がおります。

いま勉強する上で非常に役立っているのが、今回ご紹介するこの書籍。
モダン・バリュー投資のバイブルとされています。
原題は「Value Investing : from Graham to Buffet and Beyond」、シビれますね。

日本語版のタイトルのような「入門」書では決してなく、バリュー投資に真摯に向き合った内容となっており、非常に読み応えがあります。
訳がこなれていないせいか、読みづらいせいもあるかもしれません(笑)。

バリュー投資入門―バフェットを超える割安株選びの極意
クリエーター情報なし
日本経済新聞社


この本ではバリュエーションについて、以下の3要素のアプローチがあるとしています。
(1)資産のバリュー
(2)収益力のバリュー
(3)成長のバリュー

(1)は新規参入しようとした場合に必要となる、資産の再調達コスト(単なる転売を目的とした資産価値ではないことに注目)。
(2)は現在のキャッシュベースの収益を資本コストで割ったもの。キャッシュフローは一定、成長率はゼロとして算出します。

そして(2)が(1)を上回っていれば、フランチャイズが発生している状況。
すなわち、対象企業に競争優位性や参入障壁があり、投下資本を上回る価値創造ができているということ。
つまり、他社が新規参入したとしても、容易には追いつけない力があるということです。

(3)は成長が持続可能なフランチャイズに守られ、その企業が行う投資が価値毀損を起こさない状況で初めて享受できるものであり、不確実この上ない。

このアプローチには大変唸らされると同時に、自分は脆い土台の上で成長株投資を行っていたことに気付かされました。
前回のエントリに通じる意識の変革に大きな影響を与えたこともあり、これからの自分にとってバイブルの一つとなりそうな本です。

惜しむらくは、現在絶版となっていることですね。
読む人を選ぶ本かと思いますが、骨太の投資を行いたい方は中古で見つけたら入手されることをオススメしておきます。

今でも通用する内容ですので、新訳で再販してもらいたいです。
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