67camper's Blog

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ビングとロージーが誘う世界旅行

2008-10-14 06:40:24 | jazz & vocal
Fancy Meeting You Here/Bing Crosby-Rosemary Clooney
(RCA LPM-1854)


 まだクリスマスシーズンまではかなりありますが、ホワイトクリスマスのおかげで季節労働者とも言うべきビング・クロスビーにご登場願いましょう。お相手は、これまたクリスマスアルバムで有名なロージーことローズマリー・クルーニーです。アメリカでは得意の企画アルバムとも言える”世界一周もの”です。有名なシナトラの"Come Fly with Me"等も同様な企画性によるものと思います。このアルバムが録音されたのが1958年ですから、当時の世界一周旅行へのあこがれが感じられて面白いですね。



 またバタ臭いフロントカバーと、その中のとぼけた表情のロージーが抜群です。バックカバーもクロスビー自身のコメント(この中で"A Vocal Tour Of The Globe"と記載されています。)とそれぞれの楽曲と関係する地名がgeographicalに描かれているのがいいですね。演奏曲ではこういった企画には欠かせない"On A Slow Boat To Chiana", "You Came A Long Way To St. Louis", "Brazil", "Isle Of Capri", "Calcutta"等の定番ソングが並びます。ビリー・メイのスィンギーな伴奏に乗って、とってもジャジーなロージーと甘い声でサラッと絡んでくるビングとの「掛け合い」は聴いてて実に気持ちがいい。ご当地ソングとは思っていなかったですが、A面の"I Can't Get Started", B面冒頭の"How About You"のスタンダードが好きですね。

 所有盤はRCAのモノラルオリジナルですが、存在については定かでないですが、こういうデュエットものはステレオがいいのかな・・・。あれば聴いてみたいものですね。


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2 コメント

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いいですね! (25-25)
2008-12-29 15:57:51
50年代のロージーのアルバムでは、
「ブルー・ローズ」に次いで好きなアルバムです。
私は、「Crap Your Hands!」との2コ1CDで
所有しています。

「ホワイト・クリスマス」で共演以来大親友の
ビングとのコラボレーションですから、息もぴったりで、
存分に楽しめるアルバムですね。
Slow Boat To China の、シロフォンを効果的に使った
急速調のアレンジが、面白いです。

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コロンビア10インチ (67camper)
2008-12-29 19:04:21
25-25さん、コメントありがとうございます。ロ-ジーとビングの世界一周がテーマのアルバムです。RCAのロージーでは代表的な一枚ですよね。clap your handsも国内盤再発ですが所有しています。Blue Roseというのはエリントンとの共演盤でしたっけ・・・?。コロンビア時代ですね。この時代の10インチのロージーがすきですね。goodmanとやってる奴やハリー・ジェームスとの共演盤、white Christmas, Too Youngのはいった奴、全てカバーが秀逸ですよねぇ!
下記リンクからどうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/67camper/s/rosemary+clooney
同じことはドリス・デイにも言えますが、この辺りの10インチの素晴らしさは絶対的ですね!
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